本日はJAWS JIU-JITSU ACADEMYを紹介します。
こちらは静岡県浜松市和田町にあるブラジリアン柔術を中心とした常設アカデミーです。その他ムエタイや空手のクラスもあるようです。

JAWSはもともとBJJAJのエジソン・レアンドレの黒帯オゼイアス・ブエノがその仲間達とBJJAJの支部として創設したアカデミーです。
ブエノはもともとブラジルのNOVA UNIAOで紫帯を取得し、その後来日しBJJAJに所属しました。
その後BJJAJが解散してしまいましたが分裂前にJAWSはBJJAJから離脱していたのでとくに問題はありませんでした。
が、そのブエノもJAWSの経営難が元で離脱することになってしまいました。
ブエノはNOVA系だった為派手で難解なテクニックが多かったといいます。
そのためついて来れない生徒が続出し、離脱の原因の一つにもなったようです。

そしてブエノの代わりにJAWSに入ってきたのがジェルソン・ドス・サントスでした。
ジェルソンはカーウソン・グレイシー系列のイザイアス柔術の黒帯で、今からさかのぼること約10年程前にカーウソン・グレイシーの茶帯との触れ込みで来日し、そのころまだ日本に茶帯の選手は数える程も居なく、また最先端のブラジルの柔術テクニックでこのあたりの柔術家達の注目となりました。
そして浜松でジェルソン柔術というアカデミーを開き、一大勢力を築きました。
かつてはミノタウロ(アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ)も道場に調整に訪れました。




ジェルソン柔術に訪れたミノタウロ
この頃はまだPRIDEがなくRINGSで来日しました。

その後ジェルソンはブラジルに帰ってしまい、ジェルソン柔術も解散しました。

そのジェルソンが数年ぶりに戻ってきたのですが、あの頃の生徒はみなすでにいろいろなアカデミーに所属していたり、すでに道場の代表者になっているものもいて、ジェルソンの元に戻ってきた人たちはごくわずかでした。

そのためJAWSの経営難が回復するどころかジェルソンの厳しい練習について来れない生徒が多発しさらにJAWSを危機へと導き、あえなくジェルソンも離脱となりました。

しかし、すでにアカデミー内には茶帯までの生徒が数人育っており、現在その茶帯達が筆頭で練習を持ちまわっているので、今はかなり良いムードで練習が出来ているようです。
また、ここは白帯〜青帯に良い選手が集まっているため、これから柔術をはじめられる方や、白〜青帯で移籍を考えられている方にはお勧めです。
もともとブラジル系のアカデミーですが、マネージャーは日本語がぺらぺらで、また所属する日本人も多い為、はじめて柔術に触れる日本人の方にはとても入りやすい環境だと思います。



また、なんといっても特筆すべきは綺麗で広い道場と充実した設備。






場所はこちら
是非ご近所で興味がある方は訪れてみてください。


また、現在は公式サイトがあるようです。
JAWS JIU-JITSU ACADEMY


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