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香港柔術事情

2015年02月03日

香港柔術ライフスタイル11「2014年活動報告レポート後編」

現在香港でブラジリアン柔術の指導者、選手として活動する日本人柔術家荒牧誠氏から、
先週掲載いたしております、「香港柔術ライフスタイル11「2014年活動報告レポート前編」の続きである後半が届いております。

前回に引き続き、非常に興味深い内容となっておりますので、是非一読ください!

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再び、香港柔術の荒牧です。


前回は、2014年の6月までのレポートでしたが、今回の後編は、

7月以降の活動を、報告していきたいと思います。


●台湾インターナショナル/台湾・台北(7月)


毎年7月に台湾・台北で行われている台湾国際、昨年で自分にとっては、

5回目の参加となりました。


台湾BJJ主催で開催され、メインインストラクターである小笠原さんが、

見事な取り仕切りをみせる大会でもあります。

毎年、参加選手が増えており、昨年は、遂に230人を突破いたしました。


自分が毎回レフェリーをしているからとかではなく、お世辞抜きに、海外での試合を考えている選手は、まずここから始めるべき、と言ってもいいかもしれません。


台湾国際では、海外トーナメントでは、当たり前の遅延などはほぼなく、

事前に発表したタイムテーブル通りに、試合が進行していきます。

そのため、余計なストレスを感じることはなく、海外大会への参加の経験がない方でも、

問題なく試合に、集中することができます。


ぜひ、一度ぶらりと旅行がてら、エントリーしてみてはいかがでしょうか。






そして、大会翌日には、台湾BJJにて、エジソン先生によるセミナーが開催されました。

もちろん、自分も参加させて頂きました。





エジソン先生セミナーには、小笠原さんの盟友、村上先生も参加しました。

村上先生も、台湾国際の常連ですね。





セミナーは、最新の技術を、これでもかと詰め込まれた、素晴らしいものでした。

試合の翌日でしたが、沢山の参加者があり、台湾の方達の熱意が伝わってきましたね。





●ホナウド・バルセロス(Ronaldo Barcelos)先生セミナー at 香港柔術(8月)


前述した通り(前編に記した通り)、昨年の5月にファブリシオ先生が、フィリピン・マニラにてセミナーを開催したのですが、その際に、自身の高弟であるホナウド先生(黒帯四段)を帯同されていました。

そこでホナウド先生より、今度香港に行く用事があるため、ぜひ香港柔術で、セミナーを行いたいとのお話しがあり、開催の運びとなりました。





ホナウド先生は非常に、紳士で、知的な印象を与える佇まいを持つ、素晴らしい先生でした。

ちなみに、柔術の指導者という顔とは別に、出版社の編集者という顔も持たれています。








海外でセミナーをされるのは、初めてということで、非常に喜んでもらえたのが、印象的でした。

もちろん、参加者も大満足の素晴らしいセミナーでした。

ありがとうございました。


●コパ・デ・香港(香港オープントーナメント)/香港(8月)


毎年、九龍柔術主催で開催される今大会。

昨年は、8月に行われました。

ストーム・キモノがここ数年メインスポンサーになっており、一昨年は、アンドレ・ガヴァオン、

去年は、コブリーニャと、連続して世界王者がゲストとして呼ばれ(出場はしておりません)、

大会に華を添えました。





香港でほぼ唯一の大会であり、アジアでは、フィリピンのパン・アジアンに次ぐ規模の大会です。

昨年は、おそらく、250〜300人の参加者を集めました。








大会の前日には、コブリーニャ・セミナーが開催されました。

自分は、沖縄の若柔術代表の若山さんと一緒に、参加してきました。


ちなみに、若山さんとコブリーニャは、あのテレス&テレレのTT柔術在りし日の内弟子仲間でもあります。
コブリーニャの試合は、何度もブラジルやアメリカで見たことはあったのですが、

直近でその動きをみたら、さすがというか、やはり世界王者という動きでした。

異常なスピードや、パワーがあるわけではなく、かといって見たことのない技術を、

駆使しているわけでは、ありませんでした。

とにかく考えうる限りスムーズ、という印象でした。


ここを潰して、同時に腰を切りつつ、旋回し、、、等、現在では、様々な技術を沢山の方が知っていますが、通常どうしても流れに個人差が出ます。


しかし、彼の動きには、まったく淀みがなく、滑らかでした。


素晴らしい体験となりました。




大会の前後には、九龍柔術さんにて、小笠原さんセミナーも開催され、

自分も、参加させて頂きました。

小笠原さんは、試合の戦績も、もちろん凄いのですが、

指導者としても、非常に優れており、今回も新たなポイントを教えて頂きました。


この時の技術は、今もほぼ毎日使わさせて頂いております。


●小室宏二先生セミナー at マカオBJJ/マカオ(9月)




香港からマカオは、フェリーで、約1時間で行けるため、マカオで唯一の柔術アカデミー・マカオBJJには、以前からよく訪問させていただいていました。。

そこで、マカオBJJを現在取り仕切っているチアゴより、小室さんセミナー開催の報を聞き、

これはぜひ参加せねばと思い、掛け着けました。


マカオBJJのオーナー・アレックスと、小室さんは、旧知の仲ということで、

今回のセミナー開催となったそうです。

セミナーでは、小室さんの得意技であるコムロックの極め方から、それに対する相手の動きに合わせた変化技を、じっくりと指導してもらいました。

皆さん、目を輝かせ熱心に指導に聞き入っておりました。


小室さんとは、10数年前にまだ自分が、20代前半の頃、全日本オープン選手権紫帯フェザー級(当時はペナ級)の決勝で試合をしたのが、いい思い出です。


そして、今回、何年ぶりかは分かりませんが、とにかく本当に久しぶりに小室さんにお会いしました。

まさか、マカオの地で、再会することになるとは、夢にも思っておりませんでしたね。


セミナー後は、皆さんと一緒に火鍋屋さんに行き、食事を頂きながら様々なお話しをすることができました。
ありがとうございます。


●Asian Open/日本・名古屋(11月)


以前までは、2年に一回の開催であったアジアンオープンも数年前より、毎年開催となりましたね。


基本的には、自分は、この大会の時に、里帰りも兼ねて一時帰国してたのですが、

昨年は、名古屋開催だったために、少し迷いましたが、生徒さんも3人参戦するということで、

最終的に、行くことに決めました。

しかし、残念ながらギックリ腰をやってしまい、結局試合には出場しませんでしたが、

応援、観戦、そして、IBJJF審判講習会に参加いたしました。









[初日の試合終了後に、香港柔術 & clube de jiujitsu & 台湾BJJ遠征メンバー、一同にて。]




今年は、既に、9月に東京武道館にてアジアンオープン開催、という発表がされておりますね。

ぜひ今年は、出場したいと思います。


ちなみに、自分は、本年より、マスター2カテゴリー(36歳以上の部)に、

出場することができるようになりました。

なかなか大きい国際大会でないと、年齢区分されないので、同じ世代でゆったり試合する

のが楽しみです。





●ブル&タイガートーナメント/シンガポール(12月)






この大会は、今回初開催でした。


通常、東南アジアの大会は、いずれかのアカデミー単位で、開催されているのですが、


今大会はアジズさんという方が、個人で主催された大会でした。


次回大会は、シンガポールではなく、マレーシアの首都クアランプールにて、3月に開催される


ことが、既に発表されております。




ちなみに、何故、ブル&タイガーという大会名にしたのか、謎です。


藤田和日郎先生の名作「うしおととら」のファンなのか、と聞くつもりだったのですが、


残念ながら失念していたため、次回ぜひ確認したいと思っております。乞御期待。







主催者のアジズ氏。

Evolve MMAというメガジムが存在するシンガポールですが、まだまだ大会開催自体が少なく、

開催されても、大体参加者数は、50〜80人くらいとのこと。



そんな中での大会開催の継続は、非常に大変かと思われますが、

ぜひ、頑張ってほしいです。









シンガポールで最初の柔術アカデミーであるシンガポールBJJ代表のジェイソン先生。(中央)

両サイドが、シンガポール柔術界で有名なChua兄弟で、左が兄のIvan、右が弟のCalvinです。

Ivanが紫帯で、Calvinは、白帯なのですが、二人とも、二つ帯が上のレベルにありましたね。

強いです。

ぜひ、今後も要注目の兄弟です。





今回招聘されたレフェリー陣。

左から、私(香港)、マルコス・エスコバ先生(マレーシア)、アダム・カユーン先生(タイ)、小笠原先生(台湾)。

ちなみに、エスコバ先生は、ADCCの世界王者、アダム先生は、One FCにてグレゴー・グレイシー

を破った戦績を持つ、お二人とも超強豪の先生です。





大会翌日の早朝には、Evolvo MMAを、訪問させて頂きました。

(非常に練習したかったのですが、その時、まだまだ腰が治っておらず、泣く泣く断念しました。)


その日は、2週間後にUFCブラジルにて、佐々木憂流迦選手と対戦予定であった

レアンドロ・イッサ先生が指導されていました。

(その後、イッサ先生は、チョークで一本勝ちをいたしました。)


ちなみに、イッサ先生の左隣にいるのが、Evolve MMA初の黒帯受領者である高津さんです。

高津さんは、日本にいる時は、パラエストラの佐々選手に師事しており、

現在は、シンガポール在住で、Evole MMA所属です。

香港柔術には、毎月のように、香港出張の度に、練習に来て下さっております。




その日の夜は、シンガポールBJJにて、小笠原さんと共に、セミナーを行いました。

予定時間を大幅にオーバーするくらい、皆さん沢山の質問をして下さったり、

熱心に技術を学んで下さいました。

皆さんありがとう。

道場に招いてくれた、ジェイソン先生にも、感謝です。


さて、今年も既に3月28日にグアムで開催されるマリアナスオープン、

そして5月15日〜17日(今年は、3日間)に、フィリピン・マニラで開催されるパン・アジアントーナメントに、小笠原さんと共にレフェリーとして、招聘されております。

皆さんの御参加も、お待ちしております。


もし、今回のレポートや、今までの私のレポートを読んで下さり、海外での出稽古や試合出場に興味を持たれた方は、ぜひ行ってみて下さい。

きっと面白いですよ。


ところで、海外に旅に出たり、少し暮らしただけでは、人は何も変わらないし、何も発見しないと、

自分は思っております。


愛する国や故郷や家族に、与えられたもの、育んできたもの、そのままでぶつかり、

ああ、間違ってなかったんだな、という確認みたいなものです。

なので、どこにいても怖くないですね。


今年も、様々なことがあり、様々な出会いがあるでしょう。

楽しみで仕方ありません。


それでは、またお会いしましょう。


荒牧 誠 ARAMAKI , MAKOTO

香港柔術 Hong Kong Jiu-Jitsu

HP:http://www.hkjj.com.hk




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過去の「香港柔術ライフスタイル」はこちら

香港柔術ライフスタイル11「2014年活動報告レポート前編」

香港柔術ライフスタイル10:「2013マリアナスオープン・グァム編 後編」

香港柔術ライフスタイル10:「2013マリアナスオープン・グァム編 前編」

香港柔術ライフスタイル9:「2012グァムオープン・グァム編 後篇」

香港柔術ライフスタイル9:「2012グァムオープン・グァム編 前篇」

香港柔術ライフスタイル8:「2012バンコクオープン・タイランド編」後編

香港柔術ライフスタイル8:「2012バンコクオープン・タイランド編」前編

香港柔術ライフスタイル7

女子ブラジリアン柔術世界王者ルアナ・アズギエルセミナーIN香港

「香港柔術ライフスタイル6  2011 UNITED JIU-JITSU OF ASIA CUP」 後編

「香港柔術ライフスタイル6  2011 UNITED JIU-JITSU OF ASIA CUP」 前編

「香港柔術ライフスタイル5 Part2」 (後編)

「香港柔術ライフスタイル5 Part2」 (前編)

「香港柔術ライフスタイル5 part1上海〜香港〜東京編 (後篇)」

「香港柔術ライフスタイル5 part1上海〜香港〜東京編」(前編)

香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 2日目 / 荒牧誠

香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 初日 / 荒牧誠

香港柔術ライフスタイル3/荒牧誠

「BJJ Life Style HongKong Part2」 with 荒牧誠

「香港柔術Life Style」

2015年01月30日

香港柔術ライフスタイル11「2014年活動報告レポート前編」

現在香港でブラジリアン柔術の指導者、選手として活動する日本人柔術家荒牧誠氏から、
久しぶりにレポートが届きました。

2014年の活動報告を今回と次回に分けて掲載いたします。
アジアでの柔術事情がよく分かる、非常に興味深い内容となっておりますので、是非一読ください!

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お久しぶりです。
香港柔術の荒牧です。
ブルテリア様の御厚意により始まりました、この「香港柔術ライフスタイル」レポートも、誕生から約6年の歳月が経ちました。

もうしばらくの御付き合いの程、よろしくお願いします。

おそらく、前回のレポートより一年以上間が空いてしまいました。。。
そこで、今回は、その間の2014年のまとめ的なレポートを、していきたいと思います。

2014年


2月


・タイ、バンコク:Q23アカデミー並びに、EMACに出稽古





3月


・マカオ:UFCマカオ観戦


・グアム:マリアナスオープン:レフェリー


・香港:香港柔術移転



4月

・MMA PLANETにインタビュー記事が掲載。





5月


・フィリピン、マニラ:パンアジアントーナメント:レフェリー





6月


・香港:和道稔之先生&弘中邦佳先生セミナー at 香港柔術





7月


・台湾、台北:台湾国際:試合出場及びレフェリー





8月


・香港:ホナルド・バルセロス先生セミナー at 香港柔術


・香港:コパデ香港(香港オープン):レフェリー


・香港:小笠原誠先生セミナーat 九龍柔術 を受講


・マカオ:UFCマカオ観戦


・タイ、バンコク:Q23アカデミー並びに、アレテ柔術に出稽古





9月


・日本、東京:師匠である和道さんのclube de jiujitsuに出稽古


・マカオ:小室宏二先生セミナー at マカオBJJ を受講





11月


・日本、名古屋:アジアンオープン:試合観戦及びIBJJF審判講習会参加


・日本、東京:ヒクソンカップ:試合観戦、兄弟子の弘中さんのマスタージャパンに出稽古




12月


・シンガポール:ブル&タイガートーナメント:レフェリー及びBJJシンガポールにて、小笠原先生との合同セミナーを開催








こうして、昨年の大体のイベントを書き出してみると、ジムの移転があったにも関わらず、


かなりの頻度で、海外遠征をしていました。





そして、いくつか例外はありますが、ほぼこれらの全ての遠征等は、台湾BJJメインインストラクターである小笠原さんと一緒でした。


今後もダブル誠’sとして、アジアを巡っていきたいですね。





さて、本来でしたら。一つ一つにレポートが書ける程、いろいろなことがあったのですが、

あまりにも時間が経ち過ぎているいるのと、数が多過ぎるため、


いくつかのイベントのみを、少しづつ紹介していきたいと思います。

なので、今回はさくさくと進んでいく形になりますが、お許し下さい。







●マカオUFC(3月)




これは、確か第2回マカオ大会だったと思います。

その後、8月にも第3回大会が開催されております。



対戦カードや試合内容は、様々な媒体に上がっているかと思われますので、割愛します。

とにかく、普段会えない他国に住む友人達に会うのが主目的でしたね。

気の置けない友人達と、ああだこうだと言いながら、試合観戦するのは、最高でした。



そして、試合観戦後、小笠原さん達と共に香港に戻り、

翌日、特別クラスを開催して頂きました。












●グアム・マリアナスオープン(3月)



グアムの大会で最も歴史と権威があるこの大会は、年に1〜2回ピュアブレッドグアム主催により、

開催されています。

今までにも、こちらのブルテリアブログに、レポートをさせて頂きました。



今回で、4回目のグアム滞在で、マリアナスオープンのレフェリーとしては、3回目でした。

約2年前から、ほぼ毎回のように自分と小笠原さんを招いて下さっている主催者様には、

感謝しかありません。

ありがとうございます。















次回のマリアナスオープンは、2015年3月28日に開催予定です。

ちなみに、今大会では、黒帯無差別トーナメントの優勝者には、1万USD(約120万円)、

茶帯無差別トーナメント優勝者には、1千USD(約12万円)の賞金が、授与されるとのことです。



我こそは、という方は、詳細や申込は、下記のサイトから可能です。

http://www.marianasopen.com/

自分と小笠原さんは、今回もレフェリーとして、行きますので、ぜひグアムで会える

ことを楽しみにしております。



●香港柔術移転(3月)


2009年7月のオープンから、2014年3月末までの約4年9カ月の間、慣れ親しんだ場所を、

離れなければならなくなり、現在の場所に、移転いたしました。

移転先は、同じ大角咀という街にある旧ジムから、100m以内の場所です。

お世辞にも、全く綺麗なビルとは言い難い所です。

しかし、味のある場所だと思っていますし、ジム内は、綺麗に整っております。

もし、香港に来られる機会がありましたら、ぜひ訪れて下さい。


写真は、ジムが入っているビルです。

黒く塗られている階が、香港柔術となります。





●MMA PLANETのインタビュー(4月)

(MMA PLANET http://mmaplanet.jp/)

【Interview】香港BJJ事情を香港柔術 荒牧誠代表に訊く
http://mmaplanet.jp/32639


3月のUFCマカオに取材に訪れていた記者の高島学さんが、そのまま香港にも来られた際に、

香港柔術を訪ねて下さり、インタビューをして下さいました。

ありがとうございます。

ちなみに、この際に、長年自分の中で暖めていた伝説の柔術・MMA・プロレス事件について、高島さんに尋ね、

さらにその真相を聞くことができ、非常に興奮しました。笑


●フィリピン、マニラ・パンアジアントーナメント



2日間で、約500人の出場選手が集まる、東南アジア最大の大会です。

昨年は、DUMAUのエジソン先生達が、選手と共に、参戦されていて、

非常に盛り上がった大会となりました。


  


フィリピン連盟会長のスティーブ・カンフィアス先生と

カンフィアス先生の生徒さんで、長年大会をサポートし続けている北村先生です。

北村先生には、マニラ滞在中も、お世話になりました。

ありがとうございます。





Dumauのエジソン先生と。

エジソン先生は、大会レフェリーをしつつも、試合にも出場され、

素晴らしい動きを見せておりました。





台湾BJJの小笠原さんと、自分と同じく和道さんの弟子であるフィリピンの英雄ジョン・バイロンさん。


ジョンさんは、柔道オリンピックにフィリピン代表として2回出場、柔道東南アジア選手権7連覇

(合計9回優勝)、などの戦績を残したフィリピンの伝説の柔道家です。

そして、和道さんのもとで、柔術を始め、JFTでも共に練習に明けくれた、柔術家でもあります。


現在は、フィリピンで、自身の柔術&柔道アカデミーであるジョン・バイロン・クルービ・デ・柔術を開いております。












パンアジアン選手権は、今年は、5月15日〜17日の3日間に亘り、開催予定です。

W誠’sも、既にレフェリーとして、招待されていますので、楽しみですね。





試合前に、ジョンさんの道場にも、お邪魔させて頂きました。

皆さん、お世辞抜きで、強かったです。

ちなみに、ほぼ白帯の生徒さんしかおられませんんが、これは、道場が比較的最近オープンしたばかりであるのと、ジョンさんの指導方針が関係しています。


ジョンさんは、笑顔を絶やさない、非常に優しいナイスガイなのですが、

帯の基準が非常に厳しく、ジョンさんのある白帯の生徒は、特別試合で紫帯に、

勝ったことがあるそうです。

ですが、まだ早い、と彼は今だ白帯でした。

厳しい男、いや漢です。笑


今年で50歳になりますが、まだまだ道場の誰よりも、練習し、強いです。

素敵なオヤジです。


それにしても、笑顔の絶えない素晴らしい道場でした。

また、ぜひ行きたいですね。






大会翌日には、カンフィアス先生の師匠であるファブリシオ先生が、セミナーを行い、

沢山の参加者で賑わいました。

ちなみに、ファブリシオ先生は、史上最年少で、赤黒帯(7段)に昇段したマスターです。


このセミナーが始まる前に、帯授与式が行われ、3人の茶帯の方が、黒帯を授与されました。

その中には、前述の北村先生もおられました。

おめでとうございます。



●和道さん&弘中さんセミナー at 香港柔術(6月)





自分の先生である和道さんを3年前、兄弟子である弘中さんを一昨年と、それぞれに香港に、

招くことはできていたのですが、昨年は、二人同時に来て頂くことができました。


そこで、このお二人にセミナーをして頂きました。

こんな日が来るとは、まさか思っていなかったですね。












(写真提供:LEE LI , MMA in ASIA www.mma-in-asia.com)



沢山の生徒さんが参加し、さらに自分と同じく和道さんの生徒である瀧澤先生(九龍柔術)も参加して下さり、とても賑やかな素晴らしいセミナーとなりました。。



ちなみに、この際に、MMA in Asia記者のリリーさんも取材に来てくれました。

このセミナーの写真は、彼女から提供を受けました。

ありがとうございます。



と、簡潔にまとめとつもりだったのですが、かなり長くなってしまったため、

今回は、ここまでさせて下さい。


2014年の後半以降は、後編に、続きます。


それでは。



荒牧 誠 ARAMAKI , MAKOTO

香港柔術 Hong Kong Jiu-Jitsu

HP:http://www.hkjj.com.hk





過去の「香港柔術ライフスタイル」はこちら

香港柔術ライフスタイル10:「2013マリアナスオープン・グァム編 後編」

香港柔術ライフスタイル10:「2013マリアナスオープン・グァム編 前編」

香港柔術ライフスタイル9:「2012グァムオープン・グァム編 後篇」

香港柔術ライフスタイル9:「2012グァムオープン・グァム編 前篇」

香港柔術ライフスタイル8:「2012バンコクオープン・タイランド編」後編

香港柔術ライフスタイル8:「2012バンコクオープン・タイランド編」前編

香港柔術ライフスタイル7

女子ブラジリアン柔術世界王者ルアナ・アズギエルセミナーIN香港

「香港柔術ライフスタイル6  2011 UNITED JIU-JITSU OF ASIA CUP」 後編

「香港柔術ライフスタイル6  2011 UNITED JIU-JITSU OF ASIA CUP」 前編

「香港柔術ライフスタイル5 Part2」 (後編)

「香港柔術ライフスタイル5 Part2」 (前編)

「香港柔術ライフスタイル5 part1上海〜香港〜東京編 (後篇)」

「香港柔術ライフスタイル5 part1上海〜香港〜東京編」(前編)

香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 2日目 / 荒牧誠

香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 初日 / 荒牧誠

香港柔術ライフスタイル3/荒牧誠

「BJJ Life Style HongKong Part2」 with 荒牧誠

「香港柔術Life Style」

2013年04月03日

香港柔術ライフスタイル10:「2013マリアナスオープン・グァム編 後編」

現在香港でブラジリアン柔術の指導者、選手として活動する日本人柔術家荒牧誠氏から、
先週に引き続き、グアムレポートの後編が届きました。

前回同様小笠原さんとのトークをYoutubeにて配信しております。
是非ラジオ代わりにご拝聴下さい。


香港柔術ライフスタイル10:「2013マリアナスオープン・グァム編 後編」はこちら

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皆さん、こんにちは。

香港柔術の荒牧です。



さて、前回は、「香港柔術ライフスタイル10前編」として、グアムレポート前編を、お届けしました。



後編も引き続き、台湾BJJの小笠原さんと共に、先月の2月23日(土)に開催されたマリアナス・オープントーナメントのレフェリーの依頼を受け、グァムを再び訪れた際の模様を、お送りいたします。



今回も、前回同様、小笠原さんとの対談形式でのレポートです。

後編は、前編よりも30分経過している分、慣れてきているため、大分聞きやすくなっているかと思います。



それでも、退屈かと思いますので、もし聞いて頂けるという方は、何かの片手間に流したり、

会社のメールチェックなどをしてる時に、イヤホンで聞いて頂ければ幸いです。

好評でしたら、頑張ってもう一度小笠原さんを説得したいと思います。(笑)



それでは、 「香港柔術ライフスタイル トークJAM2 グアム・マリアナスオープン2013レポート後編」 です。
























































































荒牧 誠 ARAMAKI,MAKOTO
HKJJ香港柔術 Hong Kong Jiu-Jitsu
HP: http://www.hkjj.com.hk

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過去の「香港柔術ライフスタイル」はこちら

香港柔術ライフスタイル10:「2013マリアナスオープン・グァム編 前編」

香港柔術ライフスタイル9:「2012グァムオープン・グァム編 後篇」

香港柔術ライフスタイル9:「2012グァムオープン・グァム編 前篇」

香港柔術ライフスタイル8:「2012バンコクオープン・タイランド編」後編

香港柔術ライフスタイル8:「2012バンコクオープン・タイランド編」前編

香港柔術ライフスタイル7

女子ブラジリアン柔術世界王者ルアナ・アズギエルセミナーIN香港

「香港柔術ライフスタイル6  2011 UNITED JIU-JITSU OF ASIA CUP」 後編

「香港柔術ライフスタイル6  2011 UNITED JIU-JITSU OF ASIA CUP」 前編

「香港柔術ライフスタイル5 Part2」 (後編)

「香港柔術ライフスタイル5 Part2」 (前編)

「香港柔術ライフスタイル5 part1上海〜香港〜東京編 (後篇)」

「香港柔術ライフスタイル5 part1上海〜香港〜東京編」(前編)

香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 2日目 / 荒牧誠

香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 初日 / 荒牧誠

香港柔術ライフスタイル3/荒牧誠

「BJJ Life Style HongKong Part2」 with 荒牧誠

「香港柔術Life Style」

2013年03月27日

香港柔術ライフスタイル10:「2013マリアナスオープン・グァム編 前編」

現在香港でブラジリアン柔術の指導者、選手として活動する日本人柔術家荒牧誠氏が、先日同じく台湾で活動している日本人柔術家小笠原誠氏と共にグアムの訪れた際のレポートが届きました。

今回はこれまでと違う趣向を凝らしたものとなっております。前編、後編に分けてお送り致しますので是非ご視聴下さい。


香港柔術ライフスタイル10:「2013マリアナスオープン・グァム編 前編」はこちら

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ありがたいことにこの香港柔術ライフスタイルシリーズも10回目を迎えました。

ものによっては、一つのレポートを2つ〜4つに亘って掲載させて頂いているので、結構な回数ですね。

果たして、このシリーズにどれだけのニーズがあるのか全くもって謎ではありますが、毎回掲載して頂いているブルテリア様、そして読んで下さっている皆様のためにも、今後も、さりげなく継続していきたいと思っております。
何卒よろしくお願いします。


さて、私、荒牧は昨年12月のGSPNトーナメントに引き続き、台湾BJJの小笠原さんと共に、先月の2月23日(土)に開催されたマリアナス・オープントーナメントのレフェリーの依頼を受け、グァムを再び訪れてまいりました。
(*前回の詳しい模様は、下記のリンクからチェック可能です。

香港柔術ライフスタイル9:グァム編 前編は、コチラから。
後編はコチラから。)


と、本来ならばいつものようにレポートを写真と文章でしていくのですが、今回は趣向を変えて、小笠原さんとの対談形式でのレポートをしていきたいと思います。

イメージ的には、柔術ポッドキャストみたいな感じですね。

1時間にわたる対談の中で、現在、前編約30分の編集が終わりましたので、今回はまず前編のみUPいたしました。

何分初めての作業であるため、30分の音声編集、画像、音楽にかなりの時間が掛ってしまいましたね。。。


しかし、最大の難関は、録音前の小笠原さんの説得でした。

本当に、説得に1時間掛りましたよ。。。

とんだシャイボーイな35歳でしたね。


ところが、グアムを旅立つ前日の深夜から話し始めたのですが、これが始まったら話が止まらず、休憩を挟みながら録音していたので、あっという間に、朝になっておりました。

まったくノリノリなシャイボーイで、困りましたよ。(笑)


実際に録音したのは約1時間で、ほぼカットなしで、前後編に分けて、お送りしようと思います。

これが果たして吉とでるのか、凶とでるのか、まったく未知数ですが、もしお時間ありましたら、ぜひ聞いてみて下さい。

むしろ、何かの片手間に流したり、会社のメールチェックなどをしてる時に、イヤホンで聞いて頂ければ幸いです。

好評でしたら、今後も続けていくかもしれません。(笑)


それでは、
「香港柔術ライフスタイル トークJAM1 グアム・マリアナスオープン2013レポート前編」 です。
(*最初の方は、不慣れなため、聞きづらい箇所がございますのでお許し下さい。
大会自体について話し出す、あるいは、慣れてきたのが、10分過ぎからですので、そこから聞いて頂いても構いません。)



ちなみに、上記の音声画像は、youtubeにUPしたのですが、どうやら音楽がまずかったのか、、、
一部の国・地域やスマートフォンで見れない可能性があります。
もし視聴できなかった場合は、picasaにも同じものをUPしましたので、下記のリンクから、ご覧下さい。
picasa版はコチラから。





































荒牧 誠 ARAMAKI,MAKOTO
HKJJ香港柔術 Hong Kong Jiu-Jitsu
HP: http://www.hkjj.com.hk




過去の「香港柔術ライフスタイル」はこちら

香港柔術ライフスタイル9:「2012グァムオープン・グァム編 後篇」

香港柔術ライフスタイル9:「2012グァムオープン・グァム編 前篇」

香港柔術ライフスタイル8:「2012バンコクオープン・タイランド編」後編

香港柔術ライフスタイル8:「2012バンコクオープン・タイランド編」前編

香港柔術ライフスタイル7

女子ブラジリアン柔術世界王者ルアナ・アズギエルセミナーIN香港

「香港柔術ライフスタイル6  2011 UNITED JIU-JITSU OF ASIA CUP」 後編

「香港柔術ライフスタイル6  2011 UNITED JIU-JITSU OF ASIA CUP」 前編

「香港柔術ライフスタイル5 Part2」 (後編)

「香港柔術ライフスタイル5 Part2」 (前編)

「香港柔術ライフスタイル5 part1上海〜香港〜東京編 (後篇)」

「香港柔術ライフスタイル5 part1上海〜香港〜東京編」(前編)

香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 2日目 / 荒牧誠

香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 初日 / 荒牧誠

香港柔術ライフスタイル3/荒牧誠

「BJJ Life Style HongKong Part2」 with 荒牧誠

「香港柔術Life Style」


2013年01月11日

香港柔術ライフスタイル9:「2012グァムオープン・グァム編 後篇」

好評だった前回ブログでの、「香港柔術ライフスタイル9 2012グァムオープン・グァム編」の後編のレポートが早速届きました。
今回はクラーク・グレイシーとの決戦、グアムの柔術事情やカーウソン・グレイシー・グアムでの出稽古の模様を公開。
これを読めばグアムでの柔術事情がよくわかり、特にいつか海外での柔術遠征をと考える方には必見の内容となっております。

香港柔術ライフスタイル9:「2012グァムオープン・グァム編 後篇」はこちら

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どうも、こんにちは。
香港柔術の荒牧誠です。

今回も、前回にひき続き、昨年の12月1日にグァムで行われたグァム・オープンの模様や、
グアムの柔術シーンを御紹介していきたいと思います。

それでは、香港柔術ライフスタイル9:「2012グァムオープン・グァム編 後編」です。

さて、遂ににクラーク・グレイシー選手と、GSPNオープントーナーメントでのスーパーファイトとして、対戦いたしました。



結果から言いますと、クラーク選手の得意技の一つであるアキレス腱固めで、
バッコシと極められての一本負けでした。
おまけに、昨年10月のタイでの試合で、右足の指を怪我したのに続き、
今度は左足首をやってしまいました。
ちなみに左足首は、今も完治せず、なかなかフルのスパーリングができずに、
困っております。涙

展開としては、クラーク選手がまず引き込み、自分がクロス・二―パスを仕掛けたところ、
強烈な足の煽りと袖の引きで、もう一つの彼の得意技であるオモプラッタを狙われます。
何とか大胆に身体を引いてこらえた所、互いに寝たような状態になり、そこからアキレス腱固めに移行されました。
基本的に、足関は形に入ったらタップ、という信条を持つ私ですが、今回は、
もっとこの時間を味わいたいという思いから、何とか耐えます。
パキパキという自分の足首が鳴る音を聞きながら、何とか回転して足を引きぬこうとしますが、
上手く合わせられ抜けず、もう一度捻るように絞られた時に、バキバキという音が鳴ったのと、
強烈な痛みが襲ってきたため、あえなくタップしました。



いやはや、当たり前ですが、クラーク選手は、強かったですね。
彼にとっては、全くメリットのないこの試合を受けて頂き、本当に感謝しています。




その後、クラーク選手と自分は、沢山の方達にサインを求められました。
自分なんかでいいのかな、という感じで恐縮でしたね。
しかし、沢山の子供達から、わーい、みたいな感じで目を輝かせて、
サインと記念写真を求められたのは、素直に感動しました。
嬉しかったですね。

誇張ではなく、グァム滞在中に100人以上にサインさせて頂きました。
ここでは、黒帯の現役選手は、プロスポーツ選手として、しっかりと扱ってくれるということですね。
子供達は、自分がやっている競技のプロ選手や〜、という風に、憧れの対象として、接してくれました。



お恥ずかしながら、サインをしている足元は、しっかりとアイシング中です。
かなり痛かったです。。。



グァムの子供達は、本当にかわいかったですね。
帯やTシャツ、ポスター、道着、帽子にいたるまで、様々なものにサインしました。
英語のサインとおまけで、あえて漢字で誠柔術と書いていたのですが、
これが大人からお子さんまで、非常に大好評でした。
ウォー、格好いい。みたいな感じで、こっちにも書いてくれ〜、と感激して、
どんどん求めてくれましたね。
おかげで一時間くらいずっとサインし続けることになりましたが、本当に嬉しかったですね。
漢字はおススメです。笑



記念撮影に応じるクラーク選手。
絵になる男です。
長身で甘いマスク、モデルのような風貌で、しかも強い、といういかした男です。
後ほど、気さくに、「マコト、俺の道着にサインしてくれ。」と、いきなり声を掛けてくれました。
驚きましたね。
恐縮しつつ、サインさせてもらいました。
そして、自分の道着にもサインを頂きました。
試合後のサッカーのユニフォーム交換みたいで、面白かったですね。



小笠原さんとクラーク選手も記念撮影。



審判を務めていたグァムの若手柔術家達。
白ズボンの彼は、2012年の日本で行われたアジア選手権に参戦して、
紫帯で、優勝したそうです。
皆20代前半と若く、今後の活躍が期待されます。
彼らは、非常にフレンドリーで滞在中、何度か一緒に飲みに行きました。
そこで、柔術の未来について語り合ったと言いたいところですが、実はほぼくだらないバカ話を
してきました。楽しかったですね。
柔術についても語り合ったといえば、そうなのですが、実は、あの選手が・・・、みたいな感じで、
裏話ばかりで、全くここに載せられないのです。
爆笑の嵐ではあったので、残念です。
このような若者達も柔術をやっているという意味でも、未来は明るいですね。

ところで、前編で、有料にも関わらず、400人もの観客がこの日に訪れたと書きましたが、
これは、グァムの柔術熱の高さからというのも、もちろんあると思います。
しかし、それだけではなく、おそらく、グァムの大会は、黎明期よりこのシステムだったのではないでしょうか。
そのために、入場料に関して特に、不満等が噴出することなく現在に至るのかな、と。

僕は、柔術大会で、入場料を徴収するというシステムは良いんじゃないか、と考えています。
そのことによって、大会の質も上がりますし、定期的な開催も可能になり、スポンサー獲得がしやすくなり、選手のモチベーションも上がるのではないでしょうか。
でも、何か凄まじくバッシングされそうなので、自分はそのシステムで開催できなさそうですが。。。

誤解を恐れずにいえば、一回の週末の飲み会で消えてしまうくらいの金額の方が、とても高いですよね。
仲間の応援のため、1000円程の入場料を年に数回くらい払い、
それが自分が普段打ち込んでいる競技の発展になるのであれば、
非常に有意義なことなのではないでしょうか。



さて、写真のように大会も終盤になるにつれ、観客もいなくなり、
周りもダラダラムードになってまいりました。

今まで、良い面を書いてきましたが、その逆の面もありました。

まず、会場に到着したのが、朝9時前で、大会が終了したのは、たしか22時過ぎくらいでした。。。
それというのも、前回書いたように、まあ誰かがなんとかするだろう、何とかなるだろう的な雰囲気に満ち溢れていて、全く試合が進行しなかったり、していたためでした。
これはしんどかったですね。
朝から夜まで、試合を裁きまくった小笠原さんがいなかったら、危なかったですね。

そして、実は、今大会、白帯と青帯の無差別は行われませんでした。。。
白帯と青帯の無差別級が終了していなかったのですが、それについてのアナウンスは何もなく、
また選手側からのそれについての抗議もなし、というか選手全員帰っちゃってる、という状況でした。笑

それと、今回、子供達の試合が、後半に行われたのですが、これもちょっと厳しかったですね。
朝一番で計量し、試合は、夕方7時くらいというのは、子供達にも親御さんにも、負担が大きいように思われました。

これらのことは、僭越ながら、前編で書いたマットの件も含めて、大会後にスタッフの方達に、
今後のための改善点として伝えさせて頂きました。

まあ、しかし、何よりも僕らがレフェリーとして呼ばれた真の理由の方が、恐ろしかったですね。
グァムの方達は、皆さん非常にナイスな人々なのですが、一度熱くなったら大変なのです。

僕らが招聘されるのが決定してから、小笠原さんが、いろいろ調べてくれたのですが、
過去に何度かグァムで行われたトーナメントにて、判定で揉めて、問題があったそうなのです。
そこで、海外から第三者で公平なレフェリーとして、某有名黒帯選手を呼んだらしいのですが、
何とそこでも問題が発生し、その選手が宿泊しているホテルにまで、複数の男達がやってくるという事態にまで、発展。
ドアをガンガン叩かれ、出てこいや〜、的な脅しを掛けられたそうです。
何とか、その方は、無事に帰国したそうですが、その話を聞いた時、ちょっと背筋が凍りましたね。
おいおいおい、聞いてないよ、といった心境でしたね。
(ちなみに、これらの事件については、最後まで触れられることはありませんでした。)

なので、僕等にとっては、スーパーファイトはもちろん重要でしたが、それよりもしっかりと問題が起きないように、レフェリングするということが最大優先事項でした。笑
無事に終わって良かったです。

ちなみに、小さいことで言えば、大会終了30秒前まで、手元にあった自分が持参したレフェリー用リストバンドが盗まれました。
これは、油断しないようにしてただけに、一瞬の隙をつかれた感じでしたね。
先輩である現トライフォース青山代表の石川さんが、かつて2006年のマスター&シニアに参戦した際に、会場のチジューカ・テニス・クルービで、最後の最後で、一瞬目を放した隙に、汗だくの道着を盗まれたことを思いだしました。
お〜、このタイミングで、ここで仕掛けてくるか、みたいな心境でしたね。笑



宿泊先が一緒だったために、ホテルのロビーで会ったヴァンダレイ選手。
気さくに記念撮影に応じてくれました。



打ち上げは、パトリック家の庭で行われました。
ここで振る舞われた料理も、スポンサーの1つであるレストランのケータリングでした。
このような大会の組み立て方は、非常に勉強になりましたね。



翌日は、オフということでのんびりと昼過ぎに起き、昼食へ。
ここに写りこんでいる小笠原さんの黄色のフレームのグラサンが似合っている、似合ってない論争を繰り返し、小笠原さんを傷つけてしまったことを、ここに謝罪します。
やっぱり似合ってますよ。ふっふっふっ。



その後に、ビーチに行きました。



ここで、レンタルパラソル屋のおやっさんが、話しかけてきてくれたんですが、僕らが柔術家と分ると、スイッチが入ったみたいで、大変でした。
結構話が長くて困りましたね。。。
MMAが〜、ホイスが〜、的な感じで、しかも話が一回りしたら、
もう一度初めから話し出すみたいな感じでした。

この写真を見て分るように、撮影者である小笠原さんは、早々に離脱。
この旅で分ったことなのですが、さりげなくその場を離れる天才な男ですよ。
このような状況は、多々ありましたね。



やっとこさ、おやっさんから抜け出し、何で一人だけ置いていくんすか〜、と責め立てても、
遠くを見つめるばかりの小笠原さん。
謝罪しない男ですよ。笑



さてその翌日は、クラーク選手と共に、カーウソン・グレイシー・グァムへ、
出稽古に行ってきました。



ジムの外観。
大きくロゴマークが、貼られておりました。



グァムの柔術ジムには、やはり子供達が沢山いましたね。
素晴らしいことですよ。





せっかくなので、痛めた足首をテーピングで、ガチガチにして自分も参加したのですが、
正直痛すぎて、しんどかったですね。
しかし、直接、グァムの柔術家の皆さんとスパーできて、最高でしたね。



ちなみに、ここでグラーク選手とスパーリングさせてもらったのですが、極められまくりでしたね。
小笠原さんも、クラーク選手とスパーしたのですが、いや〜、強いわ。
と、しきりに感心されてたのと、さらに反省されてたのが印象的でした。
その向上心に改めて、感服いたしました。



練習後に皆さんで。
平日の昼間なのに、結構な数の生徒さんが集まっておりましたね。
こういうところも、グァム柔術界の凄いところです。




この子達が、また可愛いんですよね。
下から二番目の子の表情が、堪りません。



そして、この日も子供達からサインをせがまれました。
非常に嬉しかったですね。



小笠原さんもサイン。
最初は、照れて逃げようとした男を、捕獲いたしました。



最終日。
午前中のフライトだったのですが、わざわざGSPNのスタッフが、
車で空港まで、送って下さいました。

GSPNスタッフの皆さん、パトリックさんには、本当に感謝しています。
ありがとうございました。
GSPN HP Guam Sports Network(英語)

また、今回も小笠原さんのおかげで、最高に充実した旅となりました。
今年もまた様々な所に、ぜひ御一緒したいですね。
ありがとうございます。
ちなみに、小笠原さんは、現在、台湾の台北にある台湾BJJというアカデミーで、
インストラクターをされております。
もし、台湾に行かれる際は、訪れてみてはいかがでしょうか。
Taiwan BJJ HP 台湾BJJ(英語と中国語)

そして、グアムでお世話になった沢山の方々、ありがとうございました。



この子達は、今も僕等の名前が書かれた帯で、練習してくれているのかな?
いつかまたどこかで会えるのかな?
などを、たまに想いますね。

このようなことがあると、いつも真っ直ぐな柔術家でありたいと思います。
今一度、身がひき締まりました。
柔術は、常に新鮮な驚きと、喜びに出会わせてくれますね。
ありがとう、柔術。

それでは、また、お会いしましょう。


荒牧 誠 ARAMAKI,MAKOTO
HKJJ香港柔術 Hong Kong Jiu-Jitsu
HP: http://www.hkjj.com.hk




過去の「香港柔術ライフスタイル」はこちら

香港柔術ライフスタイル9:「2012グァムオープン・グァム編 前篇」

香港柔術ライフスタイル8:「2012バンコクオープン・タイランド編」後編

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「香港柔術ライフスタイル6  2011 UNITED JIU-JITSU OF ASIA CUP」 後編

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香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 2日目 / 荒牧誠

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香港柔術ライフスタイル3/荒牧誠

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「香港柔術Life Style」

2013年01月09日

香港柔術ライフスタイル9:「2012グァムオープン・グァム編 前篇」

現在香港にて活動中のブラジリアン柔術黒帯にして香港柔術代表の荒牧誠氏より、最新のアジア柔術事情レポートが届きました。
なんと今回はグアムに遠征して荒牧氏がクラーク・グレイシーとスーパーファイトをすることに。
ゲストではヴァンダレイ・シウバも登場し、非常に豪華な内容となっております。

香港柔術ライフスタイル9:「2012グァムオープン・グァム編 前篇」はこちら

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どうも、こんにちは。
香港柔術の荒牧誠です。

今回は、昨年の12月にグァムで行われた、グァム・オープンの模様や、
グアムの柔術シーンを御紹介していきたいと思います。
私、12月1日(土)にクラーク・グレイシー選手と、グァムの柔術トーナーメントでの
スーパーファイトとして、対戦いたしました。
事の発端は、主催者の方から突然の連絡があり、グァムでのレフェリーの依頼を
受けたことからでした。
黒帯2名のレフェリーを探しているということでしたので、小笠原さんを誘い、
2名で行くことになりましたが、ここから話が右往左往し、最終的には、
ゲストがヴァンダレイ・シウバ選手。
スーパーファイトを何故か、自分とクラーク選手が行う事となりました。

まだ柔術を始めていない頃から、格闘技通信などを読んで、
グレイシーという名前は知っておりました。
やがて、自分が柔術を始めて、いつかこのような状況で、グレイシー一族の選手と、
試合をすることになるとは、まったく想像もしておりませんでした。

ただ単に、巡り会わせの運がほとんどだと思うのですが、やはり嬉しいですね。
試合前に、試合が楽しみという感覚は、今までで初の体験でした。

また、今回自分なりに、体感したグァムの柔術環境や、大会後に行った出稽古の模様などを、
御紹介していこうと思います。

また今回も一回で収まりきらなくなってしまったため、前篇・後編に分け、2回に渡り、
お送りしたいと思います。

それでは、香港柔術ライフスタイル9:「2012グァムオープン・グァム編 前篇」です。




さて、まず今回の旅のパートナーは、台湾BJJインストラクターである小笠原誠選手です。
前回も書いた通り、昨年は、香港・台湾・マカオ・タイ・日本・グアムと様々な試合や場所で、御一緒させて頂きました。


グァムでの宿泊先はP.I.C(パシフィック・アイランド・クラブ)というところでした。
部屋の窓からの眺めが、最高でしたね。
ここは、今回のトーナメントのスポンサーの一つでもあります。


ホテルのロビーに、大会ポスターが貼られておりました。
恥ずかしいので、足早に通り過ぎようとしたところ、小笠原さんに捕獲され、何パターンも写真を撮ることに。。。


こちらは、スポンサーの一つであるレストランです。
このように、様々な場所にポスターが貼られておりました。


会場の前日の模様です。
沢山のバーナーが用意されておりました。


試合前日に開かれた記者会見です。
本格的でしたね。
右から、今大会の主催者のパトリック、ゲストのヴァンダレイ・シウバ選手、クラーク・グレイシー選手、そして小笠原さん。


会場は、グァム大学内のフィールドハウスという施設でした。


ラジオ会社の車です。
見た目だけではなく、この車からも実際にバンバン大音量で番組を流しておりました。
今回の大会の模様を中継しており、スーパーファイトの際は、解説者も陣取り、生でグァム中に放送されたみたいです。



会場入り口です。
ゲートが設置されており、選手はこちらで受付をしてから入場するようになってました。
一般入場者は、何と有料観戦となっておりました!
(大人15USD(約1200円)、子供8USD(約650円))
日本では、あり得ない大会形式ですが、グァムでは当たり前のようです。
柔術の大会に、チームメイト、家族、友人が来られるのは普通ですが、純粋に、試合をみにきてくれている方達も多かったですね。
大会出場者は、約200人だったそうなのですが、観戦者は、約400人だったそうです。
グァム、素晴らしいですね。
これらのことについては、後編で詳しく書きたいと思います。


GSPN(Guam Sports Network)代表にして、今大会の主催者であるパトリック氏。
彼の御蔭で今回、グァムにて、クラーク選手と試合することができました。
GSPNは、ここ一年くらい前にできたウェブサイトを中心にして、様々なグァムのスポーツニュースを
発信している急成長中のマスメデイアです。
ヴァンダレイ・シウバ選手とクラーク・グレイシー選手の招待に始まり、
多大な数のスポンサー獲得。
(自分達が宿泊していたホテル、今回の渡航で使用したUnited Airline、大会中のスタッフの昼食のサブウェイ、記者会見で使用した場所、打ち上げ場所のレストラン、ラジオ会社、グァム銀行、などなど、全て大会スポンサーでした。)
また、わざわざ大会レフェリーのためだけに、海外より黒帯選手を招聘するなど、やり手ぶりをいかんなく発揮しておりました。
(今回の試合当日の写真の一部も、GSPNより使用許可を頂き、掲載いたしました。)


会場内の天井の形は、ピラミッドのようになっており、上からスポンサーや大会バーナーが吊るされておりました。


会場内は、かなり広く、大きなカーテンで半分に仕切っておりましたが、
それでも十分なスペースがありました。
しかし、今回試合場は、三面に区切って進行したのですが、前日に小笠原さんが会場チェックに訪れた際には、何と一面分しかひかれておらず、倉庫に眠るマットを引きずり出して、追加で設置してもらったという経緯がありました。
しかもそれでも二面分しかなく、それを無理やり三面分に仕切って進行していきました。
最低三面分なければ、到底一日で消化できない試合数であるというのを把握しているのに、
スタッフ一同、誰もそれを指摘せず、何となくいけるだろう、的な感じだったみたいです。
この緩やかなグァム人気質のため、試合当日は、大変なことになるのでした。。。


大会メダルです。


こちらは、大会参加者用のTシャツですね。




電光得点板&タイマーが何と3つも設置されておりました。
これには、驚きましたね。


レフェリー用リストバンドに、試合用カラーベルト、そしてスタッフ用の進行表。
というわけで、この規模の大会(約200人規模という意味です。)に対しての設備は、かなりの気合いのいれようで、素晴らしかったですね。


メインレフェリーとして、朝から大会終了まで、ほぼ休みなく試合を裁き続けた小笠原さん。
私的には、大会最高功労者でしたね。
小笠原さんが、レフェリー業務と同時に、様々なアドヴァイスと共に進行を、手伝っていったことにより、何とかその日に大会を終えれたと思われます。
本当に、お疲れ様でした。


そして、今大会のスペシャルゲストであるヴァンダレイ・シウバ選手が来場しました!




MMA&柔術人気の高いグァムでは、ヴァンダレイ選手は、大人気。
非常に会場が盛り上がりました。


奥様と共に、来られたみたいで、ほぼバカンスを楽しみに来たといった感じでしたね。
大会翌日には、軍の施設内にて、セミナーも行ったそうです。

面白かったのが、前日の記者会見の後に、主催者のパトリックが、明日は会場に来て下さい、と告げたところ、シウバ夫妻は、「ああ、問題無いよ」みたいな感じで、対応してたそうなのですが、
その後、ポルトガル語で、奥様が、「ちょっと、あなた、そんなの聞いてないわよ。明日は一緒に過ごすんじゃなかったの。」「いや、、ちょっ、、仕事だからさ。。しょうがないじゃないか。。」的なやりとりをしてたのを小笠原さんが聞いたそうです。(小笠原さんは、ポルトガル語堪能。)
どこの世界も、妻は強しですね。。。

さて、試合が緩やかに、予定やり1時間半〜2時間遅れで遂に始まりました。
各マットで、熱戦が繰り広げられました。












今大会は、スーパーファイト以外では、黒帯の試合は組まれませんでしたが、茶帯
・紫帯の試合は組まれ、それぞれの帯別にて、8選手ほどの選手が参加しておりました。
なので、白帯・青帯の選手の試合がメインとなっておりましたね。
グァムには、5〜10個のアカデミーがあり(聞いた人によって違ったため。。)、黒帯の先生は、10人前後在住してるとのこと。

先ほど、グァムでは、MMAと柔術が人気があると書きましたが、ちょっとニュアンスが違うかもしれません。
なぜなら、認知度や人口に対する競技者数を考えると既に、メジャースポーツの一つだからです。
グァムの人口は、約15万人。
(ちなみに、年間観光客数は数百万人で、そのほとんどが日本人です。)
グァムでの正確な柔術競技者数は分りませんが、人口比で考えた場合に、明らかに他のどの国・地域よりも、柔術競技者数は、高いでしょう。
なので、家族や友人で柔術家がいるという方は、もちろん多いいですし、身内でやっていなくても、
何らかの形で、柔術関係者にたどり着くといった感じでしょうか。

その証拠に、グァム滞在中に、空港、ホテル、レストラン、ビーチ、バー、路上とあらゆる場所で、
小笠原さんと自分は、いろんな方に声を掛けられました。(風貌と着ている柔術Tシャツなどのため。)
柔術をやっている方、友人がやっている方、やっていないが知っている方と様々でしたが、
ほぼ皆さん大会のことを知っていて、「お〜、君を知っているよ。(ポスターやサイトを見て。)」
と言って下さったり、「週末の大会出たか?グレイシーが試合出たらしいが、見たか?」など聞かれましたね。
そこで、「僕がスーパーファイトで、対戦したんですよ。」と言うと、
おお〜、マスター!といって、握手を求められたりしましたね。

グァムの方達は、非常にフレンドリーで気さくな方が多いいのですが、柔術の黒帯だと知ると、
さらに尊敬を持って接して下さったのが、非常に印象深いです。

空港のイミグレのパスポートチェックの時に、お前柔術家か?、何、今回試合でグレイシーと対戦するのか。頑張って下さい!!と言ってくる地域は、グァムぐらいでしょう。






子供の試合も数多く行われました。
非常に、キッズ柔術家が、多かったですね。
以前も書いたと思いますが、子供の競技人口が多いいことが、そのスポーツが発展していく
重要な必要要因ですので、グァムの柔術の未来は、明るいですね。

やはり、すぐ周りでやっている大人や子供が多いいというのは、子供を持っている親御さん達に対するアピールが、非常に強いですね。
やはり、通常、お子さんに右も左も分からないものは、始めさせませんからね。

日本で当てはめると、空手や柔道を超えて、僕が受けた印象で言うと、サッカー・野球・バスケの枠に、選択として柔術があるくらいに、自然に親御さんが子供に、習い事を始めさせているといったところでしょうか。

こういった部分は、本当に羨ましいですね。
人口の差や、MMAなどのハードなスポーツを受け入れる土壌があった上での柔術人気など、その他様々な理由があるため、単純に比較することは難しいですが。

さて、長くなりましたので続きは次回へ。
後編は、クラーク・グレイシー選手との試合や、カーウソン・グレイシー・グァムに出稽古に行かさせてもらった様子などをお送りしたいと思います。

それでは。



荒牧 誠 ARAMAKI,MAKOTO
HKJJ香港柔術 Hong Kong Jiu-Jitsu
HP: http://www.hkjj.com.hk




過去の「香港柔術ライフスタイル」はこちら

香港柔術ライフスタイル8:「2012バンコクオープン・タイランド編」後編

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2012年12月09日

香港柔術ライフスタイル8:「2012バンコクオープン・タイランド編」後編

現在香港にて活動中のブラジリアン柔術黒帯にして香港柔術代表の荒牧誠氏より、最新の香港での柔術事情レポートが届きました。

【香港柔術ライフスタイル8】バンコクオープン・タイランド後編はこちら


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どうも、こんにちは。

香港柔術の荒牧誠です。

前回は、2012年10月27日・28日にタイのバンコクで開催された、2012年バンコクオープン初日(BJJ)の模様を御報告しました。

今回は、2日目のグラップリングの模様そして、大会の参加者や関係者の方達の御紹介をしていきたいと思います。

それでは、香港柔術ライフスタイル8:「2012バンコクオープン・タイランド編」後編です。


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まずは初日と同様に、2日目もルールミーティングから大会が開始されました。
グラップリングは、今大会では、ノービス・インターミディエット・エリートの3つに分けられ、それぞれ、白帯 / 青〜紫帯 / 紫〜黒帯というカテゴリー分けでした。

やはり、グラップリングですと、スピードのある試合展開になることが多く、初日よりも全体的に速いテンポで、進行していきました。
その中でも、見応えのある試合も、かなり多くありました。
今回のタイ、そして以前行ったフィリピンは、やはり東南アジア内でのBJJシーンをリードする国だと言えるでしょう。



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エリート計量級の部門では、ちょっとした波乱が。
紫帯のアンドリュー選手が、黒帯のエリック選手からギロチンで一本勝ち。



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どうやら彼の得意技みたいで、前日も自分の一番弟子であるライアンからも同じ技で一本を奪っておりました。涙
彼はMMAファイターで、現在タイのプーケットのプーケット・トップ・チームに所属していて、現在急成長中のアジア最大のMMAプロモーション「One FC」とも、契約済みとのこと。
今後が楽しみな選手ですね。
しかし、そんな彼も決勝では、バッコシとヒールフックで、一本負けを喫しました。
強い選手は、いろんな所におりますね。



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エリートクラス無差別級決勝は、スチュアート選手(タイガームエタイジム)VSリー選手(マルコスエスコーバBJJ)。
写真では、伝わりにくいですが、スチュアート選手は、ヘラクレス並みに、筋骨隆々とした肉体を誇っていました。
しかも大きな身体にも関わらず、動きが速く、テクニックも確かという、非常に完成された選手でした。
リー選手も素晴らしい動きを魅せていましたが、最後は肩固めに捕まり、スチュアート選手の一本勝ちで大会の幕は閉じました。





と、ここで少し香港柔術の生徒の紹介をさせて下さい。
まずチェスターです。
初日の白帯ライト級にて、3位入賞。
彼は、今まで出会った中で、一番紳士的な男です。
女性が座る際に、さりげなくイスを引いてあげる動作が、自然すぎる男なのです。
以前試合に出場した際は、スタミナ切れを起こし、駄目駄目でしたが、今回は非常に頑張りましたね。




うちのインストラクターであり、一番弟子でもあるライアン。(右側)
残念ながら初日の紫帯階級別は、アンドリュー選手のギロチンでやぶれましたが、めげずに無差別にも挑戦。

60kgの身体で、2回勝ち抜いたのは、立派ですね。
ちなみに、隣はボルネオ柔術のアレン選手。
彼は、東南アジアの様々な大会に参戦し続けています。
初めてみたのは、2008年のタイランドオープンで、その時は白帯でした。
とても強く良い選手に、なってきてますね。
時の流れを実感しました。




ライアンは、2日目のグラップリングでは、3位入賞。
国際試合を含め、いままで出場した全ての試合での連続入賞記録は、柔術を始めてから3年半経た今も、達成し続けています。
ちなみに、この階級の優勝者は、ハロルド。
ジャガノートというシンガポールのジム所属で、彼も白帯の時から、積極的に海外の大会に参戦し続けていますね。
彼らのような若者柔術家達が、きっと今後の東南アジア、延いては、アジアのBJJを発展させてくれるでしょう。




こんな遠目の写真しかなくて、申し訳ないですが、生徒のカールです。
彼は、入会時には100kgあったのですが、約1年の柔術のみの練習で、90kgになりました。
(柔術は最高のダイエット方法でもありますね。)
うちの白帯最強の男で、常に良い動きを魅せてくれるのですが、今回僕がレフェリーをやっていた時に、既に負けてしまったので、どうしたー!?と、聞いたところ、1回戦から3回戦まで、フルタイムまで戦ったのだが、毎回5分後に次の試合が開始されて、もう動けなかったとのこと。涙
不運な男です。
実力はしっかりしているので次回12月の香港での試合に期待です。




初日(BJJ)の試合で黒帯階級・無差別を完全に制覇した小笠原さんです。
香港・台湾・マカオ・タイ・日本・グアムと今年は様々な試合や場所で御一緒させて頂きました。
非常に謙虚で、控え目な方なのですが、一本筋の通った素晴らしい男です。
滅多に怒らないですが、怒ると非常に怖いお人でもあります。
小笠原さんより、あるエピソードを聞いた時の恐怖で、僕は今も震えております。笑





タイ在住で、One FCでも活躍中のアダムカユーンのジム、Q23所属の橋本さん。(上の写真)
下の写真左より、同じくQ23の貝瀬さん。
右のお二人は、長野から参戦した飛翔塾の宮川御兄弟です。
非常に皆さんエネルギッシュな熱い男達で、タイでは、大変お世話になりました。
ありがとうございます!
特に貝瀬さんは、ハングオーバーという映画を地で行くようなライフスタイルを魅せつけてくれます。
橋本さんは、そんな貝瀬さんの暴走を時に諌め、時に一緒に走りだしたり、とやはり、ここには一切書けない、楽しい出来事がいっぱいある素晴らしいお方です。
最高です。



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仲間の応援を真剣な眼差しでおこなう宮川さんと貝瀬さん。
BJJは、どんな大人の男も熱く真剣にさせる力がありますね。
そして、BJJの御蔭で皆さんと出会えました。
本当に良いものです。



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ブルネイのアレン。


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プーケットのアンドリュー。


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香港Gripsのホドリゴ・カポラウ。


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レフェリーの合間に、必死に生徒の腕をほぐしてあげてるプーケットのOlvao先生。


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現在、シンガポール在住のレキにも久しぶりに会えました。
ヒカジーニョの黒帯のレキは、2006年のブラジルで、初めて出会いました。
無口ですが、非常に優しい男でした。
当時は、そんなに話す機会はありませんでしたが、ふとした接し方からも、彼の人柄が伝わってきました。
その時に、まさか互いに海外で暮らして、指導をしているなんて、全く想像できませんでしたね。



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リップストップ生地を用いた道着の先駆けであるカウアイキモのオーナー、ジョナサンです。
彼も毎年、試合に出場していますね。



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ボルネオBJJチーム。
大会の翌日、Q23の練習に僕らは参加させてもらったのですが、そこでも彼らに会いました。
非常に礼儀正しく、研究熱心な方達ばかりでした。
ちなみに、僕の師匠の和道さんの修斗修行時代のあだ名が、ボルネオでした。
なので、彼らに会うと、いつも和道さんの顔が、思い浮かぶんですよね。



2012bkkopen_231
様々な国から来られた女性参加選手の皆さんです。
今回のバンコクオープンでは、女性選手の参加も多く、沢山の試合が組まれました。
女性・子供人口の多い競技は、将来性が高くなると思いますので、柔術の面白さを、ぜひぜひ、もっとたくさんの方に、知ってもらいたいですね。



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今大会には、しっかりと医療班が付いており、様々な応急処置を施しておりました。
このような医療班の設置をしっかりとおこなっているのも、選手にとってはありがたいですね。



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主催のバンコクBJJの会員さん達が中心となり、大会スタッフとして進行されておりました。

やはり、まだ完全にポイントを把握してない方が多かったのですが、少し説明して、何試合かこなしたら、大体皆さん、そつなくこなされておりました。



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審判ディレクターを務めたのは、デーブ先生。
今大会のレフェリーを、取り仕切りました。
少し前まで、中東で指導されていたとのこと。
日本語が少し話せて、陽気に語りかけて来て下さりました。



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マカオBJJのダニエルさん。
小笠原さんのブラジルでのノバユニオン修行時代からの兄貴分。
非常によく笑い、よく怒り、そしてまたよく笑う。
いつも誠さ〜ん、ガハハと話しかけてくれます。嬉しいですね。
やはり素晴らしい男ですね。




レフェリーの面々です。実は、去年の大会の時に、ジャッジでとても揉めたらしく、今回は、それを解消すべく、マット4面に対し、9人審判体勢で行われました。
御蔭で各審判の負担は軽減され、集中してレフェリングができたのではないでしょうか。

これも、大会前の小笠原さんの真摯なアドヴァイスと、ルークの決断により、レフェリー面での不安が改善された結果といえるでしょう。

今年も様々な名勝負、出会いがありました。
やはり何度も言いますが、素晴らしい大会でした。これに尽きますね。

主催者のルークさんを始めとして、皆さん、本当にありがとうございました。






おまけです。
実は、12月1日(土)にクラーク・グレイシー選手とグァムの柔術トーナーメントでのスーパーファイトとして、試合いたしました。

事の発端は、主催者の方から急に連絡があり、グァムでのレフェリーの御依頼を、受けたことからでした。
黒帯2名のレフェリーを探しているということでしたので、小笠原さんを誘い、2名で行くことになりましたが、ここから話が右往左往し、最終的には、ゲストがヴァンダレイ・シウバ選手。

スーパーファイトを何故か、自分とクラーク選手が行う事となりました。

まだ柔術を始めていない頃から、格闘技通信などを読んで、グレイシーという名前は知っておりました。
やがて、自分が柔術を始めて、いつかこのような状況で、グレイシー一族の選手と、試合をすることになるとは、まったく想像もしておりませんでした。


ただ単に運がほとんどだと思うのですが、やはり嬉しいですね。
試合前に、試合が楽しみという感覚は、今までで初の体験です。


柔術は、常に新鮮な驚きと、喜びに出会わせてくれますね。
ありがとう、柔術。


このグアムでの試合の模様と滞在記は次の機会に、書きたいと思います。


というわけで、長々とお付き合い、ありがとうございました。
また会いましょう。



荒牧 誠 ARAMAKI,MAKOTO
HKJJ香港柔術 Hong Kong Jiu-Jitsu
HP: http://www.hkjj.com.hk





過去の「香港柔術ライフスタイル」はこちら

香港柔術ライフスタイル8:「2012バンコクオープン・タイランド編」前編

香港柔術ライフスタイル7

女子ブラジリアン柔術世界王者ルアナ・アズギエルセミナーIN香港

「香港柔術ライフスタイル6  2011 UNITED JIU-JITSU OF ASIA CUP」 後編

「香港柔術ライフスタイル6  2011 UNITED JIU-JITSU OF ASIA CUP」 前編

「香港柔術ライフスタイル5 Part2」 (後編)

「香港柔術ライフスタイル5 Part2」 (前編)

「香港柔術ライフスタイル5 part1上海〜香港〜東京編 (後篇)」

「香港柔術ライフスタイル5 part1上海〜香港〜東京編」(前編)

香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 2日目 / 荒牧誠

香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 初日 / 荒牧誠

香港柔術ライフスタイル3/荒牧誠

「BJJ Life Style HongKong Part2」 with 荒牧誠

「香港柔術Life Style」

2012年11月23日

香港柔術ライフスタイル8:「2012バンコクオープン・タイランド編」前編

現在香港にて活動中のブラジリアン柔術黒帯にして香港柔術代表の荒牧誠氏より、最新の香港での柔術事情レポートが届きました。

「香港柔術ライフスタイル8」はこちら

どうもこんにちは。
香港柔術の荒牧誠です。
先日、3人の生徒と共に、2012年10月27日・28日にタイのバンコクで開催された、2012年バンコクオープンに参加してまいりました。
その時の模様を御報告したいと思います。

それでは、香港柔術ライフスタイル8:「2012バンコクオープン・タイランド編」前編です


まずこの大会は、前年までは、タイランドBJJ連盟の主催という名目で、タイランド国際選手権として開催されておりました。

今年からは、バンコクBJJアカデミー主催によるバンコクオープンという大会名に生まれ変わっての開催となりました。
いずれにせよ、主催者は、アジアで最も有名なBJJサイト「BJJ−ASIA」のルークです。
彼の手により、東南アジア最大規模のBJJ&グラップリングトーナメントが毎年開かれております。
私的には、今まで2008年、2010年、そして今年2012年と隔年での参加をしております。
本当は、毎回出たいくらい素晴らしい大会です。
ちなみに、今回は大会開催中、写真を撮る余裕が全くなかったため、ほぼ全ての写真をルークの許可を得て、BJJ−ASIA公式写真より拝借させて頂きました。ありがとうございます、ルークさん。


さて、試合の前日にタイランド入りしました。
バンコクは、車の渋滞が常態化しているので、エリアによっては、バイクや原付も多いいですね。


微笑みと仏教の国タイ、マクドナルドのドナルドも手を合わせております。
今回は、前年度までの会場ではなく、初めて大会に使用される会場でした。
高校の体育館に、ジョイントマットがひかれての開催です。


マットは、4面での進行でした。

表彰台、そして大きなバーナーも設置されておりました。
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入賞者のためのメダル。
今回の参加者は、約250名だったとのことです。

まず初日(BJJ)の試合の様子はこんな感じでした。
自分も試合の直前まで、レフェリーとして、お手伝いさせて頂きました。
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2012bkkopen_209ご覧のように、非常に国際色豊かな大会です。
様々な国から、試合を求めてタイにやって来られた選手も沢山おられました。
非常に熱い雰囲気で、試合は進んでいきましたね。

そして、黒帯カテゴリーの試合を解説していきたいと思います。
今回は、まず階級別は、83kg以上or以下というザックリと、2つのカテゴリーに分けられました。
83kg以上の部には、1名しか参加者がいなかったため、−83kg級のみが黒帯階級別として行われました。
当初は、香港在住のホドリゴ・カポラル(ATOS/Grips)も出場予定でしたが、彼は1週間後に、RUFF MMAという中国のMMA団体での試合が控えており、そのRUFFサイドからストップが掛ったため、急遽出場をキャンセル。
ホドリゴの同門のGripsのエリック選手、台湾BJJの小笠原さん、そして香港柔術の私、荒牧という3つ巴戦となりました。

まず黒帯ー83kg級の初戦は、エリック選手(Grips)VS小笠原選手(台湾BJJ)の一戦です。
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出だしは、両者互いに慎重に、組手を探ります。

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そこから、小笠原選手が引き込み、プレッシャーを掛けていきます。

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そして、得意のフックスィープが決まります。

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そこから、パス、マウント、バックを立て続けに奪い、大量ポイントを獲得します。
何とかエリック選手は、ディープハーフの形に持っていき、逆転を狙いますが、そこにカウンターのクルスフィックスを小笠原選手は、合わせます。
何とかその絞めを、エリック選手が防いだところで、タイムアウト。
小笠原選手のポイント勝ちでした。

続いて黒帯-83kg級の第二試合は、エリック選手と私、荒牧です。

エリック選手は、非常に下からのガードワークの強い選手なので、今回はすぐに引き込みました。


クォーターポジションを警戒するあまり、相手のバランスが崩れたのに合わせ、即座に起き上がり、開始後すぐにスィープを決めることができました。


そこから、やはりエリック選手の足が非常に効くため、ガードを崩せずにいる間に、両者スタンドの状態に戻ります。
そこで、再び引き込み直し、一気に帯取り返しを決め、サイドポジションを取ることができました。

そしてここは絶好のチャンスだとばかりに、一気にキムラロックを決めました。
今回は、非常に運が良かったですね。
実際は、どっちが勝ってもおかしくないくらい実力は拮抗していると思います。

そして、黒帯-83kg級決勝戦は、小笠原選手と自分でした。
実は、2年前のタイランドオープンで試合をしている両者なのですが、その際は運よく、ぎりぎりのレフェリー判定で、自分が勝利しておりますが、果たして今回は?

黒帯-83kg級決勝戦 小笠原誠(台湾BJJ)VS荒牧誠(香港柔術)
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試合はまず小笠原選手が引き込み、自分がパスを狙うという展開で開始しました。

小笠原選手がラペラを掴み、ハーフから起き上がるのに対し、自分はチョークのカウンター。
実は、後ほど小笠原さんと話したところ、このチョークでタップ寸前であったとのことでした。
しかし、一歩及ばず、このチョークで腕が完全にパンパンになった自分は完全に失速。笑
その後は、スィープ、パス、マウントと完全に小笠原さん劇場がスタートいたしました。

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そして、ガッチリと肩固めの体勢に、とてつもなくタップしたかったですね。


2012bkkopen_330決まらないとみるや、腕十字orバックに移行していく小笠原さん。
何とか耐え忍んでいる間に、試合終了。
小笠原さんの完勝で幕を閉じた階級別でした。

黒帯-83kg級
優勝:小笠原誠(台湾BJJ)
準優勝:荒牧誠(香港柔術)
3位:エリック(Grips)


そして、黒帯無差別級は、小笠原さん、荒牧、そしてアメリカから参戦のダン・シムラー選手の3つ巴戦となりました。
ちなみに、日本ではあまり知られていないかと思われますが、ダン・シムラー選手は、2010年、2011年とタイランドオープンに参戦し、常にホドリゴ・カポラルと1勝1敗という戦績を残している強豪選手です。
去年の同大会では、グラップリングで、元PRIDEのトップ選手であるセルゲイ・ハリトーノフに腕十字で一本勝ちをしております。

黒帯無差別級第1試合は、ダン・シムラー選手(Simmler JJ)VS荒牧誠(香港柔術)
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既に階級別決勝で、小笠原さんに負けましたし、相手が激強のダン選手ということで、逆に気負うことなく試合に望めました。

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ダン選手は、柔道でも強豪選手なので、通常なら立ち技勝負は挑まないのですが、今回は引き込むつもりはありませんでした。

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ところが予想に反して、ダン選手が直ぐに引き込んでガードを選択してきました。
どんどんパスガードのプレッシャーを掛けていきたいのですが、ダン選手のグリップ力と引き力が半端ではなく、なかなか思うように動けません。
片手の引きに対して、背筋と体重、真ん中に差し込んだベースをとるための膝、それら全てを動員して、やっと防げる状態です。

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そして、隙あらば、三角絞めとオモプラッタをバシバシ狙われます。
(ちなみに、今書きながら気付いたのですが、ダン選手はラッシュガードを着用したまま試合してますね。笑 その時は、必死でまったく気づきませんでした。)

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そこで、グリップが切れないので、相手の引きに合わせてパスガードを狙う作戦に変更しました。
スィープで足を跳ね上げられながら、同時に、何度か足を越えてニアパスの状態まで持ち込みます。

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耐え凌ぎながら、パスのアタックという展開を繰り返し、ポイント0−0、ノーアドバンテージの一進一退の状態のまま、残り時間僅かになります。
しかし、ラスト10秒過ぎたところでオモプラッタの形を作られます。。。
そこで無情にもアドバンテージがダン選手に入り、タイムアップ。

う〜ん、非常に残念でした。
負けたことは本当に悔しいですが、全部出し切りました。
本当にダン選手は強かったですね。
ちなみに、3つ巴戦なので、無差別級の2戦目は、本来なら自分と小笠原さんになるのですが、試合開始直後にぶつかった足の指が激痛過ぎて、歩けないため申し訳ないですが、欠場させて頂きました。(後日、レントゲンを撮ったら骨折しておりました。涙 ダン選手は、骨も頑丈でした。)

そして、初日の大トリの一番、黒帯無差別級の決勝戦です。
朝10時にトーナメントは開始しましたが、最後の試合は、夜の8時くらいに始まりました。ダン・シムラー選手(Simmler JJ)VS小笠原誠選手(台湾BJJ)です。2012bkkopen_15
過去にタイランド・オープンで、幾度も戦っている両者。
今までは、ダン選手が全て勝利しており、小笠原選手にとっては、分が悪い相手です。

試合は、小笠原選手の引き込みからスタート。
ダン選手は、強力なパスを仕掛けていきますが、小笠原選手は、足を効かせて凌いでいきます。
そこにダン選手が突如アンクルホールドを仕掛けていきます。かなり強烈に足首が捩じられますが、小笠原選手は、冷静に対処してエスケープします。
さらにもう一度強烈なパスガードを仕掛けられ、必死に戻すも、アドバンテージを取られます。

2012bkkopen_16
しかし、小笠原選手は、一瞬の隙をついて18番のフックスィープ!!
ダン選手ギリギリで凌ぎ、ポイントを許しません。
これで、小笠原選手もアドバンテージを獲得です。

2012bkkopen_18
2012bkkopen_19フックガード、スパイダーガード、クローズガード、クォーターガード、様々なガードワークを駆使して、揺さぶっていく小笠原選手。
互いに気が抜けない攻防が続きます。

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2012bkkopen_24
そして、再び伝家の宝刀、フックスィープ!!
返せませんでしたが、これで再びアドバンを獲得。

残り時間僅かになり、一気に仕掛けるダン選手、しかし、そこに小笠原選手フックスィープ一閃!
しかし、ダン選手、完全に宙に浮かされながら脅威的なバランスで凌ぐ、凌ぐ。
空中で3~4秒間返すか耐えるかの攻防を繰り広げ、バランスを保ち続けます。
ちなみに、自分は、その日小笠原選手のフックスィープで豪快に、縦回転させられました。笑

そして、遂にダン選手が、豪快に背中から落ちます、しかし、と同時に身を返し、一気にパスを仕掛けます。
一瞬胸と胸が合いますが、小笠原選手即座に体を返し、抑え込みを許しません。
そして、タイムアップ。
互いに、アドバンテージが与えられ、A3ーA2のアドバンテージ差により、小笠原選手の勝利です。

2012bkkopen_25

見事な動きを見せ続けた小笠原選手。
ダン選手からの初勝利を挙げると共に、黒帯無差別級優勝。
階級別と併せて2冠達成です!!
おめでとうございます。
非常に、手に汗握る素晴らしい試合でした。

ちなみに小笠原さんは、バンコクオープンの2週間前に、東京で行われたアジアンオープンでも、マスター黒帯ミドル級で優勝を果たしております。

公私共にお世話になっているだけでなく、本当に素晴らしい選手なので、小笠原さんの活躍は非常に嬉しかったですね。


黒帯無差別級:
優勝:小笠原誠(台湾BJJ)
準優勝:ダン・シムラー(Simmler JJ)
3位:荒牧誠(香港柔術)

長くなりましたので、今日はこの辺で。
後編に続きます。

荒牧 誠 ARAMAKI,MAKOTO
HKJJ香港柔術 Hong Kong Jiu-Jitsu
HP: http://www.hkjj.com.hk


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香港柔術ライフスタイル7

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2012年04月18日

香港柔術ライフスタイル7

現在香港にて活動中のブラジリアン柔術黒帯にして香港柔術代表の荒牧誠氏より、最新の香港での柔術事情レポートが届きました。


「香港柔術ライフスタイル7」はこちら

こんにちは。

香港柔術代表の荒牧です。

今回は、先日開催されたセミナーと香港柔道選手権の模様をレポートしたいと思います。



3月31日に香港柔術にて、”裸絞め十段”こと、中村K太郎選手(K太郎道場)によるグラップリング・セミナーが、行われました。

実は、K太郎選手が、Legend FC 8 というMMAの試合に出場するために、香港に来るという

情報を聞いて、すぐにオファーさせて頂き、今回の開催に至りました。

3月30日に行われたその試合でも、見事に1R5:00TKOで勝利を収めました。




送信者 2012.03.31.K-Taro-san Seminar at HKJJ

セミナー内容は、K太郎選手が、普段からよく使用するテクニックで、

立ち技から始まり、様々な流れから
バックコントロールに至るまででした。




送信者 2012.03.31.K-Taro-san Seminar at HKJJ



技の受け手は、セコンドとして香港を訪れていた頂柔術代表の礒野さんが務めてくださいました。


実は、この数日前のクラスにも突然、来て下さっていたのです。

聞けば、相当迷いながらも、ジムに自力で来て下さったそうで、本当に感激です。


これは、その時の写真です。生徒と話していた時に、ふと振り返ったら、そこに礒野さんがいらっしゃったので、驚愕しましたよ。笑




送信者 2012.03.28.HKJJ Training

礒野さんとは、自分がパラエストラ東京に在籍していた当時によく昼柔術で、スパーリングさせて

頂きました。

その後、2006年に弘中さんが初めてUFCの試合に挑戦した時に同行した際に、礒野さんも岡見さんのセコンドとして同行しており、コブラカイ道場にて、スパーリングさせて頂いたのもいい思い出ですね。



練習後に、一緒に食事をしながら、互いに道場の話や、技術に対する考えや、まったく格闘技と関係ない話まで聞けて、本当に楽しかったです。

このような出会いや再会できるのが、柔術を続けていて最高に嬉しい瞬間の一つですね。

ありがとうございます、礒野さん。



ちなみに、その日礒野さんは、怪我してるので、見学だけといいつつ、休みなく全員とスパーしてくださいました。




送信者 2012.03.28.HKJJ Training



さて、セミナーに戻りまして、

K太郎さんの得意技の腰骨を制しながらのパスガードも、披露してくれました。

そのディティールが素晴らしすぎましたね。

僭越ながら、自分もこのパスガードは多用するのですが、いつもある部分で戻されることがありました。
しかし、今回、K太郎さんの御指導により、長年の問題点が、遂に解決しました。


本当に、目から鱗でしたね。





送信者 2012.03.31.K-Taro-san Seminar at HKJJ


パスガードに取り組む生徒のカールとシェポンコ。




送信者 2012.03.31.K-Taro-san Seminar at HKJJ

K太郎選手は、1組ずつ回って、丁寧にチェックして下さいました。





送信者 2012.03.31.K-Taro-san Seminar at HKJJ

礒野さんも御指導して下さいました。





送信者 2012.03.31.K-Taro-san Seminar at HKJJ

相手の対応に応じての、様々なバリエーションのパスガードを指導して頂けましたね。





送信者 2012.03.31.K-Taro-san Seminar at HKJJ

参加者は皆真剣な眼差しで、受講。最後までだれることがないセミナーでした。





送信者 2012.03.31.K-Taro-san Seminar at HKJJ

もちろんK太郎選手の代名詞である、裸締めもレクチャーして頂けました。





送信者 2012.03.31.K-Taro-san Seminar at HKJJ




送信者 2012.03.31.K-Taro-san Seminar at HKJJ




送信者 2012.03.31.K-Taro-san Seminar at HKJJ

セミナー予定終了時間を過ぎてからは、全員とスパーリングもしてくださいました!


参加者の方達は、本当に素晴らしい経験ができましたね。


ちなみに、自分も胸をお借りしまして、その強さに驚愕いたしました。




下の写真の生徒のニックは、3時間にも渡るセミナー中の中国語での通訳を務めてくれました。

ありがとう、ニック。




送信者 2012.03.31.K-Taro-san Seminar at HKJJ

最後はやはり、このポーズで締めくくられました。
本当に、3時間があっという間の素晴らしいセミナーでしたね。





送信者 2012.03.31.K-Taro-san Seminar at HKJJ

その後は、礒野さんのリクエスト、昼間露店で見かけた「シャコ」をばりばり食べたい、とのことでしたので、
ローカルのお店に皆で、食べに行きました。





送信者 2012.03.31.K-Taro-san Seminar at HKJJ

K太郎さんは、非常に礼儀正しく、堂々とした素晴らしい選手でした。

またぜひ香港柔術に来てほしいですね。
本当にありがとうございました。





送信者 2012.03.31.K-Taro-san Seminar at HKJJ






おまけとして私と香港柔術の近況です。





実は、2012年3月25日に、香港柔術から、荒牧、ブラッド、サイモン、デニスの四名が柔道香港選手権(香港ローカル柔道大会としては、一番のトーナメントです。)に出場しました。
その-73kg級にて、私、荒牧:優勝、ブラッド:準優勝、Simon:3位、の1,2,3フィニッシュを飾りました!
Dennisも-81kg級にて準優勝を獲得することができ、とても素晴らしい成績を全員収めることができましたね。




試合後のブラッドと友人のお子さんのコダマちゃんと私。




送信者 2012.03.25.HK Judo Championship




真ん中が、-81Kg:準優勝のデニス。右隣りが、-73Kg:3位のサイモンです。







送信者 2012.03.25.HK Judo Championship




久しぶりに、一日4試合をしてしんどかったですが、最後まで集中して乗り切りました。


ちなみに、決勝はブラッドとの同門対決でしたが、もちろんガチンコでやりました。

(結果は抑え込み一本。)






送信者 2012.03.25.HK Judo Championship


ブラッドも、非常に頑張りました。


決勝までは、足技で2回投げて一本を奪った試合もあります。

特に2回戦で見せた、燕返しでの一本は見事で、会場から驚嘆の声が上がってましたね。




普段は我々は、柔術という違う競技を行っておりますが、立ち技の強化のために、

昨年より、柔道クラスを専門の先生を招き、開講しました。
その成果が、少しづつ見えてきたかな、と思います。




ある事情で、公式には名前は明かせませんが、素晴らしい戦績を持つ先生です。

しかも、その指導が分りやすく、且つ、非常に基本を重視していて最高です。

自分がガムシャラにやっていた今までの打ち込みは、いったい何だったんだ、とつっこみたくなるほどの発見が、毎回あります。

先生ありがとうございます。
もちろん、まだまだ今後も、しっかりと基礎から、柔道を学びつつ、その経験を柔術に活かしていきたいと思います。




忙しい中、応援に駆けつけてくれた生徒の皆さん。
出張中だった福住柔術の高山さん、柔道を御指導してきてくれたお二人の先生。
応援には来れなくても、ずっと応援の言葉を掛け続けてくれたすべての生徒の皆さん。

本当にありがとうございます。
この勝利は、全て皆さんの御蔭です。




それでは、またお会いしましょう。



香港柔術代表

荒牧 誠



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「香港柔術Life Style」



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2011年11月07日

女子ブラジリアン柔術世界王者ルアナ・アズギエルセミナーIN香港

香港にて活動する香港柔術代表のブラジリアン柔術黒帯荒牧誠氏よりルアナ・アズギエルセミナーのレポートが届きましたので、こちらにて紹介させて頂きます。


どうも、香港柔術の荒牧です。
11月3日(木曜日)に、香港にて柔術女子世界王者&ADCC王者であるルアナ・アズギエル選手のセミナーが行われ、香港柔術より私・荒牧とインストラクターを務めるブラッドの二人で参加してきました。
今回は、香港柔術ライフスタイル番外編として、その模様をレポートさせて頂きます。

橋本さんのブラジルブログと個人ブログにて、ルアナ選手が日本の後、香港に来ると記載されていたので、もしや、と密かに期待していたのですが、今回セミナーの知らせを聞いたときは嬉しかったですね。

セミナーは香港の上環というところにある、VERSUSというジムにて開催されました。

実はこのジムは僕の友人のクイントンのジムで、スペースの都合上あえてセミナーの宣伝はされませんでした。なので、直接、彼が声を掛けた方々が参加した参加者限定セミナーとなりました。


まず、セミナーは整列してからルアナ選手の挨拶と、互いに礼から始まりました。


その後は、みっちりとウォーミング・アップです。これは相手の足をさばいて、頭をさわるゲーム形式のアップ方法です。


共に、セミナーに参加した香港柔術インストラクターのブラッドです。
僕と同門で、和道さんの茶帯で、5ヶ国語を操るできる男です。


ウォーミング・アップを指揮するルアナ選手。
王者の風格が漂っております。


こちらは上の選手は片手のみで、下の選手は足のみ使用できる限定スパーで、頭をさわることを狙います。これがかなりきつかったですね。既に汗だくの状態です。


さて、アップが終了し、テクニックの解説に入ります。まずはクローズガードを割った状態からのパスガードです。


ルアナ選手のテクニックは、いかに相手と攻防せずに自分が有利な状態で進めていくかの説明に重点がおかれておりました。


基本の動作にも、新しい発見がありましたね。
例えば、つま先の角度に対しても細かい説明がなされていました。


質問に対しても非常に丁寧に説明してくれました。
ちなみに技の受け手をした時に、非常に強い圧力を感じましたね。


繰り返し基点となるポジションの反復練習が行われました。



女性の受講者に熱心に指導するルアナ選手。
香港では、同姓の世界王者から直接習えるチャンスはなかなかないので、良い経験になったのではないでしょうか。


基本的に技の受け手は全て、VERSUS代表のクイントンが努めました。


自分も当たり前ですが、真剣に集中して受講させて頂きました。


他の受講者も真剣な眼差しです。




後半はシングルバックからの展開とチョークの解説でした。
御存じの通り、ルアナ選手はアリアンシのサンパウロのファービオ門下の選手です。
そして、私とブラッドの先生である和道さんの出身は元はアリアンシなので、チョークの決めるまでの道筋がほぼ同じでしたね。
そのことに僕らは、おおっ、ルーツが同じだと大興奮しておりました。

他のテクニックも体系が似ているので、非常にすんなりと技を飲みこめることができました。
とても有意義なセミナーでしたね。

セミナーの流れとしては、一つのポジションからフィニッシュに至るまでの過程を、解説する形式のセミナーでした。


ちなみに後ろの方がルアナ選手のお母さん。
今回はお母さんとプライベートの2人旅で、日本の東京、大阪、広島、長崎などを回り、北京、上海そして香港に入ったとのこと。
お母さん孝行の娘さんです。
セミナーの翌日、香港を離れるとのことでした。
特に日本に対する思い入れが強く、「I Love Japan!日本にまた行きたい」、と力強く語られていましたね。



セミナーは、再び整列してからの礼で締めくくられました。
このような姿勢にも、非常に好感が持てました。


セミナー後の集合写真です。参加者は全部で11人の限定セミナーでした。


ちなみに、右端の選手は、九龍柔術所属の茶帯のチェルシー選手。先日ヒクソン杯に参戦し、茶帯ぺナ級で優勝を果たしております。
その隣がVERSUS代表のクイントン。今回、彼がルアナ選手を招きました。
僕が香港にきてからずっと一緒にトレーニングしている友人でもあります。
参加者全員が満足の素晴らしいセミナーでした。ルアナ選手ありがとうございます。





おまけです。
セミナー参加者の一人で、彼はダニーという香港在住の柔術家です。本業は、洋服を取り扱っています。
副業で道着を作っていて、いつもレアなGIを着用しています。
そういえば、数年前、まだshoyo roll着が、全くメジャーではなかった頃、彼が着ていて、この道着かっこいいね、みたいな話をしたら、俺が作ったんだよ、と言ってましたね。
(もちろん発注を受けて作ったという意味だと思います。本当に初期のshoyo rollは彼が担当していたのかもしれません。)
このアリアンシ着エリートバージョンも彼が作ったものだそうです。


ちょっと、分りにくいですが、道着の下に着用しているロバート・ドライスデールのラッシュガードも彼の製品です。
柔術界は、意外なところで、いろんな繋がり、発見があり面白いですね。

それでは。


香港柔術
荒牧 誠




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