Copa Aichi
2009年08月03日
btjiujitsu at 18:57 Permalink
コパ・アイチオープン ブラジリアン柔術大会 レポート

昨日2009年8月3日(日)愛知県半田市青山記念武道館におきまして、アジサプリメント主催によるブラジリアン柔術オープントーナメント大会「Copa Aichi de Jiu-jitsu 2009」が開催されました。

不況を吹っ飛ばすようなこの参加人数。
今大会にはチーム優勝がある為、TOKAIブラジリアン柔術&ハサ柔術が、カルロストヨタ柔術とJAWS柔術が連合を組んで出場。

チーム優勝のトロフィーや入賞者へのメダル。

試合前に円陣を組む各アカデミー。
ちなみに真ん中にある大きな輪がカルロス・トヨタ柔術とJAWS柔術の連合チーム。すさまじい人数です。
そして今回注目だったのはホベルト・ソウザが出場した紫帯メジオ級

計量では柔術衣込みで77kg、1kg落とせばレーヴィ級ですが本気の時しか減量しないようです。

4人トーナメントとなったこの階級、
1回戦を飛びつき三角から、

そのままスイープし、

上から極めて勝利。

決勝進出です。

そして迎えた決勝戦。まずはテイクダウンを狙うが、

相手が立ち技が上手いと見ると、すぐさま引き込み、

下から三角絞め。

これががっちりと入り勝利。

勝利後のパフォーマンスも決まっています。

ホベルト・ソウザ優勝。

「一体いつまで紫帯を締めているんだ?」と聞くと、「それは僕には分からないよ、決めるのは師である父アジウソンと兄マウリシオ、マルキーニョスだから。」との返答。
そこでマルキーニョスに尋ねると、「ムンジアル優勝の後に僕とマウリシオで父アジウソンにお願いをしたんだけど、もう少し待てと言われてしまったんだ。それから何回もお願いしてるのに未だに許可が下りなくて、マウリシオも父に対して怒っているよ。」との事でした。
そして今大会一番の注目だった黒帯賞金トーナメント。
出場者はレアンドロ・ヤマシタ、ペドロ・アキラ、エドモンド・カバウカンチ・ジュニオール、そしてマルキーニョスの4人。

まずは1回戦レアンドロ・ヤマシタVSペドロ・アキラはペドロ・アキラがパスガードを奪い3-0で勝利。

そして対抗枠が注目のカード。
マルキーニョスVSカバウカンチ。
マルキーニョスが小さく見えます。
カバウカンチは身長2M体重110kgの超巨漢選手で先日のヒクソンカップでも黒帯無差別級を優勝しています。

マルキーニョス、まずは引き込むも大きな体格と長い手足を生かした強烈なパスに大苦戦。

一度立ち上がり仕切りなおすマルキーニョス。
しかしこの体格差、立ちでもなかなか崩せずに苦戦した様子。

しかし試合が6分を過ぎた頃にマルキーニョスの背負い投げが炸裂、カバウカンチの大きい体が宙を舞います。

そこから、パスガード、ニーオンザベリー、マウントと一気に畳み掛けます。

さらに腕十字。

しかしディフェンス力の高いカバウカンチ、辛うじて逃れます。
ヒクソンカップ無差別級優勝は伊達ではないです。

もう一度立ちから仕切りなおし、

残り時間もあとわずか、マルキーニョスここからタックルを仕掛け、

片足タックルでテイクダウン成功。

パスガード、マウントとポイントを奪いさらにそこから、

一気に腕十字を仕掛け、

ここでタイムアップ。

最終的にはポイント22-0とマルキーニョスの圧勝。

お互い健闘を称えあいます。白熱した良い試合でした。

そして迎えた黒帯無差別級決勝、ペドロ・アキラVSマルキーニョスは同門の為同時優勝。

ペドロ・アキラが師であるマルキーニョスを
担ぎあげます。

黒帯無差別級賞金トーナメント
優勝 マルキーニョス・ソウザ
準優勝 ペドロ・アキラ
3位 エドモンド・カバウカンチ・ジュニオール
3位 レアンドロ・ヤマシタ

また、今大会MVP的な活躍を見せたクレベル・コイケ

まずは階級別を優勝。その後無差別級にも出場し決勝戦ではよくムンジアルなどで耳にする応援歌のクレベルバージョンが会場内に響き渡りました。

そして無差別級も優勝。
なんと階級別、無差別級の計7試合をオール一本勝ちで、同門のホベルト・ソウザを髣髴させるような神がかり的な強さを魅せました。
全体的にブラジリアンな雰囲気でとても良い大会だったと思います。
次回は12月13日に同会場で行われるようですので、是非今回見にいけなかった方や参加できなかったという方、次の機会をお見逃し無く。
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