前回の「香港柔術ライフスタイル5 part1上海〜香港〜東京編」(前編)の続きです。
後編ではいよいよ来日、東京で開催されたアジアオープン選手権の章です。
日本の選手も多数出てきおり、興味深い内容となっておりますので是非ご覧ください。
----------------------------
さて、レオカップの翌週は東京で行われたアジアンオープンに参加しました。
同時に僕にとっては久々の里帰りです。
大会前日はIBJJF(国際ブラジリアン柔術連盟)の審判部長のアルバロ氏によるレフェリー講習会
に参加しました。これは5時間に渡る長いセミナーですが、非常に有意義なセミナーでした。
ルールの細部を改めて確認することができました。
和道さん、泊さん、リーさん、僕。
この4人は、2006年のリオのチェッキマット(当時はブラザ)でも修行を共にしていた間柄でも
あります。
久しぶりに顔を揃えて、話ができて嬉しかったです。
リーさんの韓国のジムにもせひ行ってみたいですね。
という訳で、翌日アジアンオープン開始です。
自分はマスター黒帯ペナ級と無差別級に出場しました。
初戦はラペラチョークを決めて勝つ事ができました。続く準決勝はメキシコ柔術連盟の会長さんです。(後で知りました。)
この試合も終了直前にチョークを決めて一本勝ちできました。
連続一本勝ちに、嬉しくてガッツポーズです。
しかし、決勝戦では佐藤(旧姓:渡辺)孝選手にパスを決められ、敗れ準優勝でした。
残念です。やはり佐藤選手は強かったですね。実は長らく同じペナ級を主戦場に共にしていたのですが、実はこれが初対戦でした。負けましたが、宍戸選手、佐藤選手と共に表彰台に上がれて
何だか嬉しかったですね。こうして日本にたまに帰ってきた時に僕の知っている選手の方達が
活躍されているの見るのが最近、非常に嬉しいです。
ぜひ佐藤選手には今後はアダルトで勝負し続けて頂きたいです。(笑)
マスター黒帯ペナ級の表彰台。
こういうと変に思われるかもしれませんが、もう30歳になりガツガツした部分はなくなって
しまいましたね。もちろん試合は必ず勝ちたいですが、正直もうJT・トレス選手やホベルト・ソウザ
選手達などと同じアダルトカテゴリーにはいるのはしんどいですね。
柔術ライフを楽しんで、季節を感じ、風を感じ、緑をみる。
そのついでに試合もしていく。そんなスタイルでいきたいです。
そして、たまにばりばりの若手を手こずらせるいやなおっさん黒帯になりたいですね。(笑)
ただ、東南アジアの試合では、黒帯はアダルト・マスター・シニアの区別なく、体重もかなりアバウト
な状態でないと試合がない現状です。なので、そこではもうひと頑張りします。
生徒の鈴木さんも僕と同じく2週連続の試合となりました。残念ながら勝利することはできませんでしたが、3位銅メダルを得ました。また一緒に頑張りましょう。
ちなみに、鈴木さんは日本滞在時は、トライフォース麹町(現:トライフォース青山)で石川さんのもとで柔術をされていました。
当日は、石川さんも久しぶりに復活されて、アダルト黒帯プルーマ級に出場されていました。
初戦を生田選手との激戦を制し、準決勝で世界王者と伯仲の勝負を繰り広げたうえに、敗れました。上手く説明できないですが、男です。柔術っていいな〜、としみじみ思いますね。
さて、すぐにマスター無差別が始まりました(マスターは階級と無差別同日開催でした)。
初戦は端選手と対戦。何度も足関節を積極的に狙ってくるのをエスケープするという展開でした。
ポイントで勝利することができましたが、すでに腕がパンパンになってしまいました。
端さん、ありがとうございました。
続く準決勝。試合が始まってすぐ、何てベースが強くて強いんだ、この人は!と、感じました。
かなり、押されてましたが、試合終了の4秒前にアドバンテージ同数に並び、レフェリー判定
で勝つことができました。後で聞いたら、この選手は、Jared Weinerという方で、アメリカでは有名な選手で、ロイドアービンの最初の黒帯の一人だそうです。
後で聞いて良かったです。(笑)
もう既に腕どころか限界を迎えつつあります。(笑)
実はこの日、自己ベストの一日6試合しました。
何だかさっきの僕ののんびり宣言とは真逆のことをやってますが、まあこれもいい
夏の思い出ですね。
無差別級決勝はアレクシャンドリ小川選手。実は2005年にも試合をしてて、その時は僕が勝利しています。はたして今回は、といざ試合が始まると、物凄い猛攻を仕掛けられました。
何とか耐えて、チャンスを伺っている際に、強烈な跳ね上げで体が返り掛けてしまいます。
しかし、3秒抑えられることなく、すぐに立ってタックルに切り返しました。
レフェリーはアドバンテージを小川選手に与えました。しかし、この裁定に小川選手は激怒。
試合再開後も後ろを向いて場外に出てしまいます。そして、試合再開の指示にも従いません。
そのため。レフェリーはしかたなく試合終了。僕の勝利となりました。
何故か優勝したのに、先生、仲間から失笑を受ける自分(笑)。
でもありがとうございます。
とにもかくにもアジアンオープン・マスター黒帯無差別級で優勝です。
アジア一のおっさんになれました!!
とても嬉しいですね。
そして、本当に素晴らしい大会をIBJJF・BJJFJ・スタッフの皆さん、ありがとうございました。
茶帯ガロ級優勝の小林君と。
共に青春時代、和道さんのもとで汗を流した仲間です。
彼は現在、名古屋在住でアライブで柔術をしています。
どこにいってもやはり会えるのが柔術です。
彼は、この優勝が認められ、この後黒帯に昇格。
おめでとう、小林君。
ブルテリアジムの関根さんに記念撮影をお願いしました。
実は柔術魂マガジンの影響で、うちのジムでは、関根さんが大人気なのです。
気さくに応じて頂いた関根さん、ありがとうございます。
ラルフ・ゴーも茶帯メジオ級で優勝。フィリピン国旗を掲げます。
昔は強さにムラがある感じがしましたが、今や立派なアジア王者ですね。
強いです。余談ですが、それにしても僕とラルフとは、いろんなところで会いますね。
そして、アジアオープンの翌週、待望のトライフォース青山訪問を果たすことができました。
妻(私事ですがアジア選手権の2日前に入籍しました。)と二人で訪ねてまいりました。
とても素晴らしいジムでしたね。そして、周りの環境も非常にいいところでした。
快く受け入れて下さった石川さん、奥様ありがとうございました。
娘さんの真優ちゃんにも試合場以来の2回目の対面でしたが、最初まったく僕に怯えてしまい、
抱っこさせてくれませんでした。(涙)でもとても可愛いので問題なしです。
その日の夜はアカデミアAzに和道さんに挨拶に行き、その後はマスタージャパンに弘中さん
に会いに行きました。挨拶だけのつもりが、何故か自分も練習に強制参加になりました。
しんどかったですが、久しぶりに弘中さんと練習できて良かったです。
その後は、弘中家でご飯を頂きました。ありがとうございます弘中さん、しのさん。

さて、その後は妻の実家の沖縄へ。青空が広がります。
香港は青空がたまにしか見れないので、癒されましたね。
ここは道の駅という場所。サービスエリア+売店+お土産や、みたいな場所です。
いろんな所にあるみたいなので、沖縄に行ったらぜひ。
ここでは色んなものが売ってますが、サータアンダギーというお菓子ができたてで、非常に美味しく、安くてお勧めです。

妻の実家の割烹にて。
グラバカ柔術クラブ指導時代の生徒さんである大川さんと都竹君(通称:トタケン)がちょうど沖縄旅行中で、わざわざ訪ねてきてくれました。沖縄でも会えたのが嬉しいですね。
ありがとうございます。
part2に続く。
荒牧 誠 ARAMAKI,MAKOTO
HKJJ香港柔術 Hongkong Jiu-Jitsu
過去の「香港柔術ライフスタイル」はこちら
香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 2日目 / 荒牧誠
香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 初日 / 荒牧誠
香港柔術ライフスタイル3/荒牧誠
「BJJ Life Style HongKong Part2」 with 荒牧誠
「香港柔術Life Style」
「香港柔術ライフスタイル5 part1上海〜香港〜東京編」(前編)
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店
ファイターズショップブルテリア
ブルテリア携帯サイト
住所:静岡県浜松市東区下石田町1782-1伊藤ビル1階
電話番号:053-421-2534
E-Mail:info@b-j-j.com
ブルテリアセカンドサイト

ブルテリアセカンド携帯サイト
au専用サイト
後編ではいよいよ来日、東京で開催されたアジアオープン選手権の章です。
日本の選手も多数出てきおり、興味深い内容となっておりますので是非ご覧ください。
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さて、レオカップの翌週は東京で行われたアジアンオープンに参加しました。
同時に僕にとっては久々の里帰りです。
送信者 2010.09.11 ASIAN Open |
大会前日はIBJJF(国際ブラジリアン柔術連盟)の審判部長のアルバロ氏によるレフェリー講習会
に参加しました。これは5時間に渡る長いセミナーですが、非常に有意義なセミナーでした。
ルールの細部を改めて確認することができました。
送信者 2010.09.11 ASIAN Open |
和道さん、泊さん、リーさん、僕。
この4人は、2006年のリオのチェッキマット(当時はブラザ)でも修行を共にしていた間柄でも
あります。
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送信者 2010.09.11 ASIAN Open |
久しぶりに顔を揃えて、話ができて嬉しかったです。
リーさんの韓国のジムにもせひ行ってみたいですね。
送信者 2010.09.11 ASIAN Open |
という訳で、翌日アジアンオープン開始です。
自分はマスター黒帯ペナ級と無差別級に出場しました。
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送信者 2010.09.11 ASIAN Open |
初戦はラペラチョークを決めて勝つ事ができました。続く準決勝はメキシコ柔術連盟の会長さんです。(後で知りました。)
この試合も終了直前にチョークを決めて一本勝ちできました。
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送信者 2010.09.11 ASIAN Open |
連続一本勝ちに、嬉しくてガッツポーズです。
しかし、決勝戦では佐藤(旧姓:渡辺)孝選手にパスを決められ、敗れ準優勝でした。
残念です。やはり佐藤選手は強かったですね。実は長らく同じペナ級を主戦場に共にしていたのですが、実はこれが初対戦でした。負けましたが、宍戸選手、佐藤選手と共に表彰台に上がれて
何だか嬉しかったですね。こうして日本にたまに帰ってきた時に僕の知っている選手の方達が
活躍されているの見るのが最近、非常に嬉しいです。
ぜひ佐藤選手には今後はアダルトで勝負し続けて頂きたいです。(笑)
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送信者 2010.09.11 ASIAN Open |
マスター黒帯ペナ級の表彰台。
こういうと変に思われるかもしれませんが、もう30歳になりガツガツした部分はなくなって
しまいましたね。もちろん試合は必ず勝ちたいですが、正直もうJT・トレス選手やホベルト・ソウザ
選手達などと同じアダルトカテゴリーにはいるのはしんどいですね。
柔術ライフを楽しんで、季節を感じ、風を感じ、緑をみる。
そのついでに試合もしていく。そんなスタイルでいきたいです。
そして、たまにばりばりの若手を手こずらせるいやなおっさん黒帯になりたいですね。(笑)
ただ、東南アジアの試合では、黒帯はアダルト・マスター・シニアの区別なく、体重もかなりアバウト
な状態でないと試合がない現状です。なので、そこではもうひと頑張りします。
送信者 2010.09.11 ASIAN Open |
生徒の鈴木さんも僕と同じく2週連続の試合となりました。残念ながら勝利することはできませんでしたが、3位銅メダルを得ました。また一緒に頑張りましょう。
ちなみに、鈴木さんは日本滞在時は、トライフォース麹町(現:トライフォース青山)で石川さんのもとで柔術をされていました。
当日は、石川さんも久しぶりに復活されて、アダルト黒帯プルーマ級に出場されていました。
初戦を生田選手との激戦を制し、準決勝で世界王者と伯仲の勝負を繰り広げたうえに、敗れました。上手く説明できないですが、男です。柔術っていいな〜、としみじみ思いますね。
送信者 2010.09.11 ASIAN Open |
さて、すぐにマスター無差別が始まりました(マスターは階級と無差別同日開催でした)。
初戦は端選手と対戦。何度も足関節を積極的に狙ってくるのをエスケープするという展開でした。
ポイントで勝利することができましたが、すでに腕がパンパンになってしまいました。
端さん、ありがとうございました。
送信者 2010.09.11 ASIAN Open |
続く準決勝。試合が始まってすぐ、何てベースが強くて強いんだ、この人は!と、感じました。
かなり、押されてましたが、試合終了の4秒前にアドバンテージ同数に並び、レフェリー判定
で勝つことができました。後で聞いたら、この選手は、Jared Weinerという方で、アメリカでは有名な選手で、ロイドアービンの最初の黒帯の一人だそうです。
後で聞いて良かったです。(笑)
送信者 2010.09.11 ASIAN Open |
もう既に腕どころか限界を迎えつつあります。(笑)
実はこの日、自己ベストの一日6試合しました。
何だかさっきの僕ののんびり宣言とは真逆のことをやってますが、まあこれもいい
夏の思い出ですね。
送信者 2010.09.11 ASIAN Open |
無差別級決勝はアレクシャンドリ小川選手。実は2005年にも試合をしてて、その時は僕が勝利しています。はたして今回は、といざ試合が始まると、物凄い猛攻を仕掛けられました。
何とか耐えて、チャンスを伺っている際に、強烈な跳ね上げで体が返り掛けてしまいます。
しかし、3秒抑えられることなく、すぐに立ってタックルに切り返しました。
レフェリーはアドバンテージを小川選手に与えました。しかし、この裁定に小川選手は激怒。
試合再開後も後ろを向いて場外に出てしまいます。そして、試合再開の指示にも従いません。
そのため。レフェリーはしかたなく試合終了。僕の勝利となりました。
送信者 2010.09.11 ASIAN Open |
何故か優勝したのに、先生、仲間から失笑を受ける自分(笑)。
でもありがとうございます。
送信者 2010.09.11 ASIAN Open |
とにもかくにもアジアンオープン・マスター黒帯無差別級で優勝です。
アジア一のおっさんになれました!!
とても嬉しいですね。
そして、本当に素晴らしい大会をIBJJF・BJJFJ・スタッフの皆さん、ありがとうございました。
送信者 2010.09.11 ASIAN Open |
茶帯ガロ級優勝の小林君と。
共に青春時代、和道さんのもとで汗を流した仲間です。
彼は現在、名古屋在住でアライブで柔術をしています。
どこにいってもやはり会えるのが柔術です。
彼は、この優勝が認められ、この後黒帯に昇格。
おめでとう、小林君。
送信者 2010.09.11 ASIAN Open |
ブルテリアジムの関根さんに記念撮影をお願いしました。
実は柔術魂マガジンの影響で、うちのジムでは、関根さんが大人気なのです。
気さくに応じて頂いた関根さん、ありがとうございます。
送信者 2010.09.11 ASIAN Open |
ラルフ・ゴーも茶帯メジオ級で優勝。フィリピン国旗を掲げます。
昔は強さにムラがある感じがしましたが、今や立派なアジア王者ですね。
強いです。余談ですが、それにしても僕とラルフとは、いろんなところで会いますね。
送信者 2010.09.11 ASIAN Open |
そして、アジアオープンの翌週、待望のトライフォース青山訪問を果たすことができました。
送信者 2010.09.11 ASIAN Open |
妻(私事ですがアジア選手権の2日前に入籍しました。)と二人で訪ねてまいりました。
とても素晴らしいジムでしたね。そして、周りの環境も非常にいいところでした。
快く受け入れて下さった石川さん、奥様ありがとうございました。
娘さんの真優ちゃんにも試合場以来の2回目の対面でしたが、最初まったく僕に怯えてしまい、
抱っこさせてくれませんでした。(涙)でもとても可愛いので問題なしです。
送信者 2010.09.11 ASIAN Open |
その日の夜はアカデミアAzに和道さんに挨拶に行き、その後はマスタージャパンに弘中さん
に会いに行きました。挨拶だけのつもりが、何故か自分も練習に強制参加になりました。
しんどかったですが、久しぶりに弘中さんと練習できて良かったです。
その後は、弘中家でご飯を頂きました。ありがとうございます弘中さん、しのさん。
さて、その後は妻の実家の沖縄へ。青空が広がります。
香港は青空がたまにしか見れないので、癒されましたね。
ここは道の駅という場所。サービスエリア+売店+お土産や、みたいな場所です。
いろんな所にあるみたいなので、沖縄に行ったらぜひ。
ここでは色んなものが売ってますが、サータアンダギーというお菓子ができたてで、非常に美味しく、安くてお勧めです。

妻の実家の割烹にて。
グラバカ柔術クラブ指導時代の生徒さんである大川さんと都竹君(通称:トタケン)がちょうど沖縄旅行中で、わざわざ訪ねてきてくれました。沖縄でも会えたのが嬉しいですね。
ありがとうございます。
part2に続く。
荒牧 誠 ARAMAKI,MAKOTO
HKJJ香港柔術 Hongkong Jiu-Jitsu
過去の「香港柔術ライフスタイル」はこちら
香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 2日目 / 荒牧誠
香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 初日 / 荒牧誠
香港柔術ライフスタイル3/荒牧誠
「BJJ Life Style HongKong Part2」 with 荒牧誠
「香港柔術Life Style」
「香港柔術ライフスタイル5 part1上海〜香港〜東京編」(前編)
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店
ファイターズショップブルテリア
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住所:静岡県浜松市東区下石田町1782-1伊藤ビル1階
電話番号:053-421-2534
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