ブルテリアブログ

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カテゴリ: 香港柔術事情

現在香港にて活動中のブラジリアン柔術黒帯にして香港柔術代表の荒牧誠氏より、先月香港にて開催されたブラジリアン柔術大会「2011 UNITED JIU-JITSU OF ASIA CUP」のレポートが届きました。
前回に引き続き後編をお送りいたします。


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そして、始まった決勝戦。
お互い手の打ちを知っている上に、少し前まで生徒と先生の関係だった両者のため、
やはりクイントンに分が悪い展開で進む。


ホドリゴはかなりリラックスした感じで、試合をコントロール。


最後は、タップを奪い、ホドリゴが茶黒メジオ級優勝です。


そして、茶黒無差別級の試合です。現在Versusでインストラクターをしているグレイシーウマイタの
黒帯ディーニョと高山選手が一回戦で対戦です。


ディーニョは、約100Kgの体格を持ちますが、確かなテクニックを持つ黒帯です。
高山選手も奮闘しますが、パスを決められてしまいます。


最後まで試合をディーニョがコントロールしポイント勝ちでした。


茶黒帯無差別の逆ブロックでは、クイントンとハーバート・バーンズの一戦。
バーンズの強烈なテイクダウンが決まる。


高山選手との試合では、ゆったりと動く選手だと思いましたが、
エンジンが掛ったのか、この試合では凄まじい勢いで、クイントンを追い込んで
行きます。


絞めを狙われながら、何とかエスケープしようとするクイントン。


しかし、その動きに合わせて、三角絞めを決められてしまい、万事休す。


バーンズが準決勝に駒を進めます。


準決勝は、ホドリゴとディーニョによる今大会注目の一戦です。
まずディーニョは、得意のクローズ・ガードに引き込みます。
しばらくこの攻防が続きます。


そこから立ちの展開になった際に、ホドリゴが逆に引き込み、足を抱えてスイープを
決め、先取点を得ます。


そこからまた達の展開になり、ディーニョがまたしてもクローズに引き込みます。
しかし、ガードを割ったホドリゴはそこから得意の担ぎパスを決めて5−0とポイントを重ねます。
ホドリゴは2年弱くらい前から知っていますが、戦略的にも強くなっていますね。
ますます穴のない手強い選手になっています。


しかし、ディーニョも意地を見せます。サイドからエスケープし、スィープを決め、ホドリゴのクローズガードに対し、突っ込み絞めでプレッシャーを掛けていきます。


しかし、終盤にまたしてもホドリゴがパスがードを決めポイントを8−2とします。


手に汗握る攻防を制したのは、アブダビプロNO-GI王者のホドリゴでした。


もう一方の準決勝は、台湾BJJのクリスとハーバードの対戦です。
ハーバードはノンストップでプレッシャーを掛けまくります。
必死で戻すクリスは、足間を狙っていきます


しかし、ハーバードの勢いは凄まじく絞めでタップアウト。
今後が楽しみな選手ですね。


決勝戦は行われずシェアされました。優勝と2位はATOS柔術の1,2フィニッシュとなりました。


ちなみに一部で話題になったのが、この大会ポスターやバーナーのデザインです。
三国志が柔術着を着て腕十字という画は、かつてなかったんじゃないでしょうか。笑


ご覧のように、会場は満員御礼でした。


安達さんは今回、青帯スペルぺサード級と無差別級で出場しました。
安定した試合運びで、失ったポイントは全試合においてなし!!
階級別、無差別級合わせて7試合を全て一本勝ちで優勝しました。


安達さんは、試合の翌日の合同スパーリングにも来て下さいました。
「柔術は面白いですね。」と、言って下さって今後も継続する意向です。
もしかしたら、日本や他の国での試合もいつか見れるかもしれません。


青帯レーヴィ級は、Versus所属のペレが優勝。まだ十代なので、ますます強くなっていくでしょう。
ちなみに、僕は彼が入門した、その日から知っています。
当初は、線も細く、いつも5秒くらいでタップしていたのですが、月日は流れています。
そして彼のように強くなってくれて、とても嬉しいですね。


彼は白帯ガロ級3位のシンガポールのハロルドです。
つい先日始まったJuggemaut Fight Clubでは、運営に関わっているそうです。
シンガポールは、今、かなりの数のMMAジム、柔術ジムができていますね。
しかも、中にはEvolve MMAジムのようなマンモスジムが、インストラクターとして有名黒帯選手や総合選手を海外から呼んだりしています。
まだシンガポール自体から強豪選手が出てきていませんが、数年後には確実にフィリピンやタイのように東南アジアの強豪になるのではないでしょうか。


白帯ぺナ級はうちの生徒さんの橋谷田さんが制しました。
橋谷田さんは、今年40歳になりますが、自分より一回り、またはそれ以上に若い
選手達を圧倒されていました。


しかも、全試合(4試合)を一本勝ちで決めて、見事に優勝です。
おめでとうございます。本当に嬉しいですね。
これが僕の思う柔術の醍醐味の一つだと思います。
たとえ、年を重ねてから始められても、または相手が20代のばりばりでも、
同じルールの下、戦えて、しかも勝つ事が出来るのです。


橋谷田さんは、平日は香港から2時間程掛る中国の東巖に、単身赴任して働かれているのですが、忙しい中、香港柔術に通ってきて下さっています。
また、やはり月に2〜3回、同じ東巖在住の生徒さんと2人で、プライベートグループレッスンとして、
自分を呼んで頂いて、柔術に励んでいます。
本当に柔術愛を感じますし、それがこの日の結果に繋がったと思いますね。


橋谷田さんは、奥さんと息子さんも会場に連れてきて下さっていました。
最高じゃないですか。お父さんは強いんです。
こういう休日の過ごし方もありなんではないでしょうか。
橋谷田さん自身にも、「本当に良い一日でした。柔術は最高です。」
と、言って下さったのが、またたまらなかったですね。
ありがとうございます。


白帯ガロ級の王者は、九龍柔術の錦織選手。
錦織選手は、香港の日本料理屋の板前さんでもあります。


休みが週一回なので、その日はもちろん、仕事の休み時間に隙をぬって練習
したりしてるそうです。彼も非常にすばらしいですね。


紫帯で大活躍したのが、九龍の小島選手。
階級別では準優勝。無差別では優勝を果たします。


無差別級決勝戦。場外際で気迫の腕十字を決め、階級別決勝で敗れた相手に
リベンジを果たします。


ちなみに小島選手は、表彰台にて、友人の小笠原さん(ポルトガル語ペラペラです。)
と、カラーリオ!カラーリオ!とお互いにレスポンスしあってて、意味を知ってる周りの人たちを困らせていました。笑


さて、我らが香港柔術のホープ、ライアンは青帯プルーマ級で優勝。
安定性が出てきて、落ち着いてみる事が出来ますね。


勝利のガッツポーズ!ちなみにライアンは、国際大会を含め、今まで出場した全ての大会で入賞しています。おめでとう。
今後も頼むよ。


ライアンとお母さん。
ライアンの試合中、お母さんは物凄い勢いで息子のことを応援していました。
素晴らしいことですよ。
柔術を通じての色んなコミュニケーションの形をこの日は見る事が出来ましたね。


青帯ぺナ級優勝は台湾BJJのロッキー。
彼も若いのですが、非常に試合慣れして、落ち着いて戦っていたのが印象的でしたね。
彼も一時期のラルフ・ゴーのように(最近は会わないですね。)、タイ、日本、上海、香港と試合場でよく会いますね。笑


女子白帯ペナ級を制したのは、タミーを破ったマカオBJJのウン・シー・マン。
力強かったですね。


青帯プルーマ級優勝は、鍛冶選手。
足抜きからの縦四方固めという柔道現役時代からの得意技がさく裂していましたね。
完全に圧倒しての優勝でした。


カメラマンが本職のRayも頑張っていましたね。ぺナ級の体格ながら白帯無差別級で3位入賞
でした。彼は今、すごい燃えていますので、この調子を続けてほしいですね。




私的に一番の感動を見せてくれたのが生徒の鈴木さんです。
実は先日もう日本に帰国してしまい、東京で新しい生活を始められています。
彼は約1年半の香港生活を香港柔術と、自分と共に歩んだと言っても過言ではないでしょう。

入会当初は、全く動けず体力もなく、テクニックも正直粗かったですね。
しかし、ある時期から毎日一生懸命練習されていました。
仕事が始まるのが早いため、毎朝5時半起き、そこから18時くらいまで働き、
19時からジムで練習、22時に練習が終わって、僕とご飯を食べに行き、
分かれるのが、24時過ぎくらい。それを毎日ずっと続けて下さいました。
一緒にいろんな国際大会も行きましたね。
特に印象に残っているのが、惜敗した日本のアジア大会の後の夕食時に、
「俺を本気で強くして下さい。お願いします。」と、語ってくれたことですね。
そこからは、鈴木さんには厳しく言うことにしましたので、もしかしたら大変な思いもさせてしまったかもしれません。さらに、基本的に僕とずっと一緒にいたので、僕のテンションについていくのも
大変だったでしょう。笑


鈴木さんは、階級別は残念ながら初戦敗退(3位入賞)でしたが、無差別では3回勝ち上がり、堂々の3位入賞でした。(負けた相手は、そのまま優勝した安達さんです。)特に記憶に残っているのは、最初に7点くらい先取されてぼこぼこにやられた所から、執念の大逆転をした試合です。
今まで、何度も途中で心が折れて、ひたすら押さえこまれての敗戦を味わってきました。
しかし、魅せてくれましたね。非常に嬉しかったです。今までの苦楽を共にしてきたことが甦って、
たまらない気持ちになりました。本当にありがとうございました。
鈴木さんは、現在、僕の先生の和道さんの新しいジム「clube de jiujitsu」で柔術をしております。


チーム優勝用の日本酒トロフィーです。
懐かしい、と思ったあなたはベテラン柔術家ですね。
2001,2年くらい?まではパラエストラ主催の大会はメダルの代わりに日本酒トロフィーが、贈呈されていたのです。このトロフィーを実は僕はかなり好きなので、今大会のために作製しました。
ちなみに真ん中の優勝のラベルの糊貼りに失敗して、変な跡がついてますが、このあと上にラベルを貼って修正しました。


そして、今大会でチーム優勝をすることができました。 本当にうれしいですね。優勝自体はもちろんなのですが、とてもみんな頑張ってくれて、気迫や楽しんでる気持ちがみれたのが、最高でした。
本当に続けていて、柔術家になって、柔術道場をやっていてよかったです。 ところで、私的なことなのですが、私6月4日に沖縄(妻の故郷)で、結婚式を挙げます。
既に去年入籍しておりましたが、今回そのような運びとなりました。 しかし、日にちが問題なのです。 実は半年以上前に日にちを決めたのですが、皆さんに参加の可否を問い合わせた際に
ある事実に気付いたのです。そうです、世界選手権の日と丸かぶりだったのです。 そのため、いろんな方が参加したいができない、という状態になってしまいました。(笑)
トライフォース青山代表の石川さんには、「荒牧は俺達の事を試しているのか?」という、コメント まで頂きました。笑 まあ、でも両方とも大切な日なので、これで忘れないですね。
毎年、そろそろムンジアルか〜と、思う頃に、あっ、記念日や、嫁さんに何か買う準備せねば。 みたいに、逆においしいですね。 今年も友人、先輩、後輩、沢山の柔術家の方々が、ムンジアルにチャレンジしますね。
そして、それぞれに熱い試合を魅せてくれるはずです。 御武運を沖縄の空の下よりお祈りしたいと思います。 それでは。





試合2日前のオープンマット。オーストラリアから茶帯のベンが来てくれました。


試合前日のオープンマット。フィリピンのセブからノーマン・ゴー達が来てくれました。


試合翌日の合同スパー大会。小笠原さん、高山さん、ハロルド、孔旭(上海アラバンカのホープ。白帯プルーマ、無差別級優勝。

しかもほとんどが一本勝ちです。強いです)、小島さんが来てくれました。





過去の「香港柔術ライフスタイル」はこちら

「香港柔術ライフスタイル6  2011 UNITED JIU-JITSU OF ASIA CUP」 前編

「香港柔術ライフスタイル5 Part2」 (後編)

「香港柔術ライフスタイル5 Part2」 (前編)

「香港柔術ライフスタイル5 part1上海〜香港〜東京編 (後篇)」

「香港柔術ライフスタイル5 part1上海〜香港〜東京編」(前編)

香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 2日目 / 荒牧誠

香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 初日 / 荒牧誠

香港柔術ライフスタイル3/荒牧誠

「BJJ Life Style HongKong Part2」 with 荒牧誠

「香港柔術Life Style」



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ムンジアルの熱も覚めやらぬところですが、現在香港にて活動中のブラジリアン柔術黒帯にして香港柔術代表の荒牧誠氏より、先々月に香港で開催されたブラジリアン柔術大会「2011 UNITED JIU-JITSU OF ASIA CUP」のレポートが届きましたので、ここでお届けしたいと思います。

日本からの出場選手、現在アジアで活動している日本人、またホドリゴ・カポラルのような世界的な選手までが活躍し、非常に興味深い内容となっております。

柔術家ならお楽しみ頂ける内容となっておりますので、是非最後までご覧頂けましたら幸いです。




香港柔術ライフスタイル6
2011 UNITED JIU-JITSU OF ASIA CUP


香港柔術ライフスタイル6
香港柔術初主催による柔術トーナメントを2011年4月24日に、香港の九龍公園体育館に
て、開催しました。


参加者は約110名。

アブソの人数を含めた人数では、延べ約170人の大会となりました。


物販も出ました。

売上の一部は東北大地震の義援金として寄付させて頂く予定です。


セルジオ・ブラガ。

アメリカでの指導生活が長かった彼も,僕と同じ時期に香港に来てるので、もう3年間滞在していますね。

現在は、セントラルという一等地で、チームGripsというジムのインストラクターをしています。


柔道元全日本強化選手の安達春樹さんと鍛冶宏美さんです。

現在は、香港の柔道ナショナルチームでコーチをされています。 お二人はうちの生徒の鈴木さんの紹介により、香港柔術に練習にきて頂くようになりました。
そして、本当に真摯に取り組んで頂いています。

その縁で、先月は自分とブラッドと生徒を連れて、ナショナルチームに練習に行かせて頂きました。

今回新しいことにチャレンジしたいとのことで、香港柔術所属として、 柔術トーナメントに参戦して頂きました。

ある分野で既に多大な実績(全日本学生選手権優勝、講道館杯準優勝など。)をのこしている方が、他競技に参戦して頂くのは本当に勇気がいることだと思いますし、素晴らしいことだと思います。

お二人には、現在は公私共にお世話になっております。

ありがとうございます。


生徒のHKJJツインタワー(ショーンとウィルフレッド)withフィルです。

朝から試合終了までスタッフとして大会をサポートしてくれました。

感謝です。


さて、ぼちぼち参加者が集まってきたので、受付と大会Tシャツの配布の開始です。


彼らはトーマス・ファン率いるKylin BJJ(Triquest)の面々です。

彼らももうベテランの域に入っていますね。

香港というかアジアの柔術家達は、数年やっていれば、大体皆知り合いになりますね。笑


どうですか、この強烈なインパクト! 彼は九龍柔術のヨコヅナです。

必ずエドモント本田の物まねをしてくるいかした男です。 本名は忘れました。笑


御存知、香港BJJ界の御意見番、九龍柔術の北さんです。

今大会でも朝から大会をサポートしてくれました。ありがとうございます。

北さんは、あのレア柔術着samulime(サムライム)の製作者でもあります。


台湾BJJの小笠原誠さんです。

今大会ではレフェリーで裁きまくって頂きました。

実は、腰と肩を怪我していたのですが、ぎりぎりまで出場を考えてくれました。

目が開いていないのは、前日から飲み続けて一睡もせずに そのまま会場入りしたためでしょうか。

笑 しかし、そんなタフな条件の中フルでレフェリーをしてくれました。ありがとうございます。

台湾BJJより今回沢山の出場をしていただきました。

7月に行われる台湾トーナメントには、 HKJJ一同参加させて頂く予定です。


マットがひかれた会場の様子。

今回は2面で当初行っていたのですが、予想してたよりも試合進行がゆったり目だったため、 急遽3面に増やして進行しました。 参加者、観戦者の皆さん、そしてスタッフの方達には、本当に申し訳ないです。


ぜひ次回はこのようなことがないようにしたいですね。

一つだけ言い訳しますと狭い会場しかなかなか取れないため、3面で行うと本当にきつきつに なってしまうので、苦渋の策でした。

しかし、結局3面にしないと回らなかったので、駄目駄目ですね。


スタッフミーテイングが始まりました。

ほとんどの方が大会スタッフとして働くは初めての経験です。

その中で皆さん本当によく動いてくれました。


香港柔術のインストラクター、ブラッド・クー。

ブラッドも朝から終了まで試合を裁きまくってくれました。

そして、彼とは半年以上前から一緒に準備を重ねてきました。


アブダビ・プロ柔術の中国代表の上海のアラバンカ所属のミャオジエ選手です。
実は、いろんなところで探したんですが、女性選手の試合の写真がほとんどないのですよ。。。
すいません。
彼女はアブダビの翌週なのに参戦してくれました。ありがとうございます。
実は女性選手は白帯と青帯〜茶帯というざっくりとした2カテゴリーで今回行いました。
彼女は階級別のレーヴイー級では九龍柔術の茶帯のチェルシー選手とのワンマッチを制し、
無差別でも決勝は、プルーマ級優勝の鍛冶選手から勝利し、2階級制覇でした。
(ちなみに、ミャオジエ選手と鍛冶選手は青帯。)
階級別の試合の際、僕が裁いたのですが、非常に動きが早く力強いですね。
ますます今後の活躍が期待されます。日本のトップ選手とやっても遜色ないかと思われます。


ホドリゴ・カポラルと彼女のタミーです。
ホドリゴもアブダビから続けて連戦です。
今年から始まったアブダビプロ柔術No-Giの部で見事世界王者に輝いた男がUJA CUP参戦です。
ちなみに、ホドリゴは前回まではクイントンのVersusというジムでインストラクターをしていましたが、
今回の香港滞在はセルジオのGripsで半年ほどの滞在予定でインストラクターするとのこと。


ウォーミングUPエリアでくつろぐ選手の皆さん。
後ほどここも試合場になることに。。。。涙


こちらは試合前日にHKJJに来てくれたノーマン・ゴー率いるフィリピンのセブ島からのチーム。
フィリピンの柔術家全般にいえるのですが、非常にテクニカルで力強さもありましたね。


ミャオジエの引率で来たフェイフェイさん。
WJAJCとアラバンカのスタッフでもあります。
上海に行った際には、いつもお世話になっております。ありがとうございます。


先日、満を持して、黒帯昇格された九龍柔術の瀧澤さん。
おめでとうございます。
現在、香港最強はホドリゴかと思いますが、それに待ったをかけられるのは、
おそらく瀧澤さんでしょう。


UJA CUPでは、茶帯と黒帯は混合して一つのトーナメントが組まれました。
その最初の試合は、茶黒帯ぺナ級です。
福住柔術の高山選手とアトスのドウジーニョの弟であるハーバート・バーンズの一戦です。


まず引き込んだバーンズ選手は下から回転系の潜りで高山選手のバックを狙います。
高山選手も抜群のバランスで耐えますが、ついにスィープを決められます。


そこからは、たんたんとスイープ、パスを重ねて行きます。


最終的には大量ポイント差で、バーンズ選手が茶黒帯ぺナ級を制しました。
ちなみにバーンズは現在シンガポールのジムでインストラクターをしています。


続いては、茶黒帯メジオ級です。この階級は3人の巴戦となりました。
まず初戦は、ホドリゴと台湾BJJのインストラクターのクリス選手です。


強烈なパスガードを仕掛けまくるホドリゴ。
クリス選手も何とか逃げようとしましたが、最後は締めを決められてしまいます。


ホドリゴが初戦突破で決勝戦へ。


逆ブロックは、クイントンがクリス選手をポイントで下し、決勝に上がってきました。
優勝はシェアするのかな、と思っていたら、ホドリゴ曰く練習になるから試合するとのこと。

そして始まった決勝戦・・・


後編へ続く



荒牧 誠 ARAMAKI,MAKOTO
HKJJ香港柔術 Hongkong Jiu-Jitsu



過去の「香港柔術ライフスタイル」はこちら

「香港柔術ライフスタイル5 Part2」 (後編)

「香港柔術ライフスタイル5 Part2」 (前編)

「香港柔術ライフスタイル5 part1上海〜香港〜東京編 (後篇)」

「香港柔術ライフスタイル5 part1上海〜香港〜東京編」(前編)

香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 2日目 / 荒牧誠

香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 初日 / 荒牧誠

香港柔術ライフスタイル3/荒牧誠

「BJJ Life Style HongKong Part2」 with 荒牧誠

「香港柔術Life Style」



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この度2011年4月24日(日)に香港にて香港柔術を主催する荒牧誠さんが、香港柔術初主催によるブラジリアン柔術大会を開催することが決定しました。

早速大会告知と大会ポスターが届いたのですが、そのポスターが横山光輝三国志ファンの自分にとっては泣かせるデザインとなっておりました。

大会ポスターはコチラ
「THE 1st UNITED JIU-JITSU OF ASIA CUP」



以下告知文となっております。


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皆様、こんにちは。香港柔術の荒牧です。

さて、来たる4月24日(日)に香港柔術初主催により、香港の九龍公園体育館にて柔術トーナメントを開催いたします。
アジアの柔術家皆で盛り上がれるような大会を開きたい。そのような気持から、開催を決めました。
(もちろんアジア圏以外からの参加も大歓迎です。)
よろしければ旅行がてらに香港にお越しいただければ幸いです。
何かとご多用中とは思いますが、日本から沢山の方のご参加をお待ちしております。


「THE 1st UNITED JIU-JITSU OF ASIA CUP」

2011年4月24日(日) 第一回ユナィテッド柔術オブAsiaカップ 

大会名:ユナィテッド柔術オブAsiaカップ 
公式サイトはこちらから。
www.hkjj.com.hk


■主催:国際柔術連盟(香港)&HKJJ香港柔術

■日程:2011年4月24日(日)

■会場:九龍公園体育館
○住所/香港九龍尖沙咀柯士甸道22 九龍公園内
Austin Road22, Tsim Sha Tsui, Kowloon, Hong Kong (Kowloon Park)
Kowloon Park Sprts Centre
○交通アクセス/▼MTR(地下鉄)尖沙咀駅A1出口又は佐敦駅C2出口を出て徒歩30秒程。

・BJJトーナメント:帯・体重別によるIBJJF公式ルールに則ったトーナメント。 

■参加費  
HKD250≒2670円(4月3日(日)までに支払い完了した場合)
HKD350≒3700円(4月10日(日)までに支払い完了した場合)
HKD450≒4800円(4月14日(木)までに支払い完了した場合)
*黒帯の選手のエントリーは無料となります。


■集合時間・計量時間 09:00〜09:45 試合時間 10:00〜16:00(予定)

対戦表は、後日公式サイト(http://www.hkjj.com.hk/)にて発表いたします。


■参加申込〆切:2011年04月14日(木) ※参加者多数の場合、〆切を早める場合がございます。
※当日支払いは出来ません。締切日までに参加費が支払われていない場合、出場を取り消す場合があります。

詳細やオンライン申込は公式サイトをご覧ください。


■UJA CUPお問い合わせ
日本語:香港柔術 荒牧誠 info@hkjj.com.hk広東語・英語:香港柔術 ブラッド・クー brad@hkjj.com.hk


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是非日程の合う方はご旅行もかねてご参加してみてはいかがでしょうか。




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香港での柔術事情をお届けしております荒牧さんによる渾身のレポート「香港柔術ライフスタイル」
今回は香港柔術スタイル5Part2前編の続きです。

前編では香港での柔術演舞の模様と開催されたMMAファイトイベントの「レジェンドファイティング3」に出場した若林選手の試合直前までをお届け致しました。

「香港柔術ライフスタイル5 Part2」 (前編)はこちら
後編ではレジェンドファイティングの模様と日本からのゲスト来訪の模様をレポートしております。

以下よりご覧下さい。


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さあ、試合が始まります。若林君は、第一試合です。




送信者 2010.09 Legend 3

相手は、韓国人で打撃主体の選手でした。
何度もテイクダウンしにいきますが、なかなか許してくれません。
そして1R半ばくらいにグラウンド攻防時に、相手選手の踵落としによるローブローが強烈に
入ってしまい、5分以上の中断になります。しかし、まだローブローのダメージが残っているのにも
関わらず、主催者側は無情にも試合再開を促します。
物凄い冷や汗を出しながら、若林君は試合を続行。
すごい根性です。
その後も相手は、グラウンドに付き合う気は全くみせずにラウンドが進む。




送信者 2010.09 Legend 3

それならばと果敢に打ち合いにも挑みますが、なかなか突破口を見いだせません。
タックルから引き込みを繰り返し、グラウンドに持ち込みたい、若林君。
それを切ってコツコツと打撃を当てていく相手選手という攻防が続きます。



送信者 2010.09 Legend 3

残念ながら、判定負けでした。しかし、最後まで動き、ラスト20秒でバックを奪い、あわやという見せ場も作りました。若林君はまだ23歳と、若いので今後に期待です。
頑張れ、若林君。



送信者 2010.09 Legend 3

試合後のリング上で。(笑)
右の彼はアダムといい、柔術黒帯・ムエタイの強豪選手でもあります。
残念ながら判定負けでしたが、彼と韓国のベ・ミョンホ選手との一戦は僕的に、
今大会ベストバウトでしたね。アダムは、非常に鋭い打撃と卓越したグラウンドテクニックを持つ素晴らしい選手でした。
ちなみに、彼はルーク(BJJ-ASIA主宰)と共にバンコクBJJを運営しています。



送信者 2010.09 Legend 3

バンコクBJJ&香港柔術&AACC&MAX柔術アカデミー!!



送信者 2010.09 Legend 3

アフターパーティーでの一枚。
若林君には、またすぐ香港に戻ってきてほしいですね。



送信者 2010.09 Legend 3

おまけ。レジェンドリングガールズとブラッドです。




送信者 2010.10.02HKJJ Training with Tanji-san

そして、レジェンドの翌週には、アカデミアAzの仲間であった柔術黒帯の丹治さん(現:アカデミアAz福島代表)が香港柔術に来てくれました。以前から丹治さんは香港を訪ねたいといってくれていたので、今回来て頂いて、とても嬉しかったですね。



送信者 2010.10.02HKJJ Training with Tanji-san

今回は、丹治さんによる特別クラスとして指導を行ってくれました。
まずは、ウォーミングUPからムーブメント。




送信者 2010.10.02HKJJ Training with Tanji-san

そして、入念なストレッチ。



送信者 2010.10.02HKJJ Training with Tanji-san

いろいろあって、通達が前日の夜になってしまいましたが、約20人の会員さんがクラスに出席。
真剣な眼差しでテクニック指導を受けます。
ちなみに、丹治さんは、世界マスター&シニア茶帯2位、全日本マスター&シニア黒帯優勝などの
経歴を持ち、確かな技術を持つ強豪選手です。
そして、現在でもアダルト、マスター問わず、試合に出場し続けています。



送信者 2010.10.02HKJJ Training with Tanji-san

細かい部分も生徒に直接指摘し、修正してくれました。




送信者 2010.10.02HKJJ Training with Tanji-san

僕自身も知らない、コツを教わり、改めて勉強になりましたね。



送信者 2010.10.02HKJJ Training with Tanji-san

時には大きなジェスチャーを交えて、非常に分かりやすく指導する丹治さん。



送信者 2010.10.02HKJJ Training with Tanji-san

精悍な顔つきの丹治さん。
これはクラスを仕切っているためで、普段は笑顔を絶やさない優しい先輩でもあります。
ちなみに彼の本職は住職さんであります。



送信者 2010.10.02HKJJ Training with Tanji-san

最後は、スパーにも参加し、生徒に胸を貸してくれました。



送信者 2010.10.02HKJJ Training with Tanji-san

練習終了時には、いつも並んで黙想し、礼で締めるのですが、
客観的に、スリー坊主の先生が並んでるのを見ると、何だか面白いですね。(笑)



送信者 2010.10.02HKJJ Training with Tanji-san

これは、黙想中に、正面側から生徒を見た場合です。



送信者 2010.10.02HKJJ Training with Tanji-san

礼をした後に、先生達の話しを聞く生徒達の図。
ちなみに、手前の髪を染めて刈り上げている彼はジミーといい、香港ダンス界の重鎮で、
有名ダンスクルーのリーダーです。非常に礼儀正しくナイスガイ。
身体能力がとても高く、始めたばかりですが、いい動きをしますね。



送信者 2010.10.02HKJJ Training with Tanji-san

練習後の記念撮影。参加者全員満足の素晴らしいクラスでした。
ありがとうございます。丹治さん。



送信者 2010.10Tanji in HKJJ

これは空港に迎えに行った際の一枚。ブラッドお手製のウェルカムボード。(笑)



送信者 2010.10Tanji in HKJJ

シェッオーというビーチにも遊びに行きました。香港は、10月前半でも海に入れる温かさです。



送信者 2010.10Tanji in HKJJ

柔術家は、何故かビーチレスリングを始めたがるのです。
周りの視線を気にせず生徒の鈴木さんとニックがガチンコスパーを始めます。



送信者 2010.10Tanji in HKJJ

何故か僕まで担ぎあげられます。(涙)



送信者 2010.10Tanji in HKJJ

これは、砂浜ダッシュでトレーニングしているわけではなく、2人のハンターから全力疾走して
逃げている図です。危ないので、皆さんマネしないで下さい。



送信者 2010.10Tanji in HKJJ

あえなく捕まり、海に投げられました。
妻曰く、僕の止めてくれ〜、止めてくれ〜、という悲痛な叫びがビーチに響いていたとのこと。。。。



送信者 2010.10Tanji in HKJJ

もちろん、隙をみて生徒を抱き込み、リベンジしました。(笑)



送信者 2010.10Tanji in HKJJ

10月1日の香港返還記念日には、花火も見てきました。
物凄い人出でしたね。



送信者 2010.10Tanji in HKJJ

香港の百万ドルの夜景と花火の組み合わせは、幻想的ですらありましたね。



送信者 2010.10Tanji in HKJJ

丹治さんとは、滞在中一緒に海に行ったり、夜景をみたり、いろんな中華を食べたりと充実した
時を過ごせましたね。本人も非常に香港を気にいったようなので、やはりまたぜひ来てほしい
です。ありがとうございます。
丹治さんが代表のアカデミアAz福島のHPはこちらから。
http://az-fukushima.com/
30過ぎのおっさん達なのに、ビーチでのはしゃぎ様やこの仲の良さは、柔術が繋いだ仲ならではですね。(笑)気持ち悪いよ!とか言わないで下さい。(笑)
素晴らしいことだと、僕は思います。
昔流行った言葉でよく「若者は悩んだら旅に出ろ!インドに行け!!」
みたいなのがありましたが、僕は
「悩んだら友達を作れ!柔術ジムに行け!!」
を推奨しますね。きっと全てが上手くいきますよ。大丈夫。

今週末(10月23日・24日)は、タイランド・オープンというバンコクで行われる大会に出場予定です。
とても楽しみですね。ありがとう柔術。



荒牧 誠 ARAMAKI,MAKOTO
HKJJ香港柔術 Hongkong Jiu-Jitsu



過去の「香港柔術ライフスタイル」はこちら

「香港柔術ライフスタイル5 Part2」 (前編)

「香港柔術ライフスタイル5 part1上海〜香港〜東京編 (後篇)」

「香港柔術ライフスタイル5 part1上海〜香港〜東京編」(前編)

香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 2日目 / 荒牧誠

香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 初日 / 荒牧誠

香港柔術ライフスタイル3/荒牧誠

「BJJ Life Style HongKong Part2」 with 荒牧誠

「香港柔術Life Style」


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おなじみとなってきました香港にて香港柔術を主催する荒牧さんによる不定期連載の「香港柔術ライフスタイル」。

今回パート5では香港での演舞やイベントを前編、後編に分けて掲載しております。

香港での柔術を見ることが出来る数少ない情報源ですので、是非今回もお見逃し無く。

では下記よりどうぞ。

----------------------


今回のPart2では、最近香港柔術を訪れてくれた日本からのゲストやブルース・リー生誕70周年フェステイバル内で行った柔術デモンストレーションの模様をお送りしたいと思います。

さて、香港といえばブルース・リー!(ちょっと強引ですかね。)
そして、実は今年はブルース・リ−の生誕70周年ということで、ブルース・リー関連のイベント
が各地で開かれています。
その中で香港柔術がBJJデモンストレーション(長いので今後は柔術演武)を行うことになりました。
8月を皮切りにして、現在までに3か所で4回演武を行いました。
そして、今後も各地で行う予定です。



送信者 2010.08.14BJJ demonstration in Bruce LEE fes at Won Tai Sin

まず、これは8月に行った第一回目のウォンタイシンでの演武です。今までも全てそうでしたが、デパートの吹き抜けになっている広場のような場所の特設会場で行いました。
技を見せるのが僕で、受け手はブラッド、MCは生徒のアイザックです。(笑)



送信者 2010.08.14BJJ demonstration in Bruce LEE fes at Won Tai Sin

演武時間は毎回一時間与えられているので、セルフディフェンス、スポーツBJJのテクニック、
柔術の歴史の説明、ルール説明など、じっくりと行う事が出来ました。



送信者 2010.08.14BJJ demonstration in Bruce LEE fes at Won Tai Sin


もちろん、腕十字はやりました。手前味噌ながら、見て頂いた方達には、かなり
好評な演武となりました。




送信者 2010.08.14BJJ demonstration in Bruce LEE fes at Won Tai Sin

演武終了後に。一番右の方がウォンさんといって、このイベントの責任者です。
彼は、柔術を非常に気にいって下さって、その後も毎回声を掛けてくれています。




送信者 2010.08.14BJJ demonstration in Bruce LEE fes at Won Tai Sin

MCアイザック。彼はプロ並みに、打ち合わせほとんどなく喋りまくってくれるので、
とても助かりました。
この活躍により、僕、ブラッド、アイザックのトリオで常に演武を行うことが決定されました。




送信者 2010.09.05BJJ demonstration in Lam Tin

第2回目のラムティンという場所です。気合いの入ったブルース・リーファンの方がおりました。




送信者 2010.09.05BJJ demonstration in Lam Tin

巨大な看板も!!
ちなみに毎回このようなセットや展示物が変わってて、毎回来ても飽きないように
趣向を凝らしていました。



送信者 2010.09.05BJJ demonstration in Lam Tin

さて、今日はどんな風にいこうか。などと話し合う三匹。




送信者 2010.09.05BJJ demonstration in Lam Tin


今回も客席は満席です。




送信者 2010.09.05BJJ demonstration in Lam Tin

これも段々とお決まりになりつつあるアイザックとウォンサンの掛けあい。
基本的に、2人のトークで進行していきます。




送信者 2010.09.05BJJ demonstration in Lam Tin


僕的に、このバックの看板のブルース・リーの絵が格好よくて一番好きですね。




送信者 2010.09.05BJJ demonstration in Lam Tin

上階からも観客が見つめます。。





送信者 2010.09.05BJJ demonstration in Lam Tin

ただ単に技を見せていくのではなく、時にはゆっくり説明を交えながら、進行させていきました。





送信者 2010.09.05BJJ demonstration in Lam Tin


沢山の方達が非常に興味深げにみてくれていましたね。




送信者 2010.09.05BJJ demonstration in Lam Tin


特に寝技での決めを、分かりやすくするために、かなり試行錯誤しましたね。
そのかいもあって、かなりの方が後半技を決める度に、感嘆の声を挙げてくれました。




送信者 2010.09.05BJJ demonstration in Lam Tin


マウントからの攻撃やエスケープも行いました。
打撃を想定しての動きに重きを置きましたね。




送信者 2010.09.05BJJ demonstration in Lam Tin

最後は、毎回自身の挨拶で締めさせてもらっています。
ちなみに、聞いたところによるとブルース・リーの考えでは、あらゆる格闘技のエッセンスを取り入れ、自身の格闘技を向上させる、(たぶん、こんな意味だったと思います。)というのが根底にあるそうです。なので、打撃のイメージの強い彼のイベントで、柔術の演武をすることは、全く矛盾では
ないとのことでした。
今後も柔術演武を通じて、BJJを香港の方達にアピールしていきたいと思います。




送信者 http://picasaweb.google.co.jp/chakebjj/20101002JiuJitsuDemonstrationBruceLeeFesInShaTin?feat=embedwebsite

おまけ。
これは、三か所目の会場のシャーティンです。
たまたま柔術立ちとバックの看板の彼のドラゴンキックがマッチしました。(笑)





それに前後しますが、先月の9月24日に、香港での3度目となるMMAファイトイベントの「レジェンドファイティング3」が行われました。




送信者 2010.09 Legend 3

試合出場のため香港にやってきた若林(琢磨)君とセコンドの阿部(マサトシ)さん。
若林君とはJFTという柔術のチームで共に長年汗を流してきた仲間です。
そして、かわいい後輩でもあります。
彼はブラジリアン柔術、グラップリングの強豪で、様々な大会で活躍している選手です。
今回で3回目の来香港となり、今までの全てのレジェンドファイトに出場し、やはり全て勝利を
挙げています。




送信者 2010.09 Legend 3

うちの生徒達と一緒に、お二人を囲んで北京ダックを食べました。



送信者 2010.09 Legend 3

試合2日前にルールミーテイングが行われました。これはリーガル九龍ホテルの一室で行われました。ルールは修斗ルールに肘を加えたようなルールです。
(グラウンドでの顔面蹴り&膝なし、相手が立ってる時の下からのけり上げOK。)
ところで、レジェンドファイトはいつも何故か韓国とオーストラリアの選手が沢山呼ばれていますね。
今回、日本人は、若林君一人のみ。ちょっと寂しいですね。
プロデューサーのマイクに推薦しますので、もし出場に興味のある選手、関係者の方は、ご一報を!!



送信者 2010.09 Legend 3

若林君とブラッド。
兄弟のように見える2人。(笑)



送信者 2010.09 Legend 3

ルールミーティング後に、ポスターにサインをする若林君。
そうとう恥ずかしがってましたが、全選手しなさい、とのプロデューサー命令により、
黙々とサインしておりました。かわいい男です。



送信者 2010.09 Legend 3

さあ、日が変わって、試合当日です。
会場は、ワンチャイというところのコンベンションセンターという非常に有名な場所で行われました。




送信者 2010.09 Legend 3

ここが青コーナー控室。広いです。しかし、コンクリの打ちっぱなしエリアをカーテンで仕切っているだけです。
実は前回までの会場の方が選手には優しかったと思いましたね。次回に期待です。



送信者 2010.09 Legend 3

真剣な顔でバンテージを巻く阿部さん。
若林君も集中していきます。



送信者 2010.09 Legend 3

この恰幅のいい彼は、トーマス・ファンという今大会のメインレフェリーです。
彼は柔術茶帯で香港で古くから柔術ジムをやっています。
ちなみにyoutubeには、昔彼が行ったカンフー選手との練習試合風景がUPされてるの
ですが、けっこう凄いHit数ですね。







これが、その動画です。普通にテイクダウンして、鮮やかに十字を取っていますね。




送信者 2010.09 Legend 3

さあ、試合が始まります。若林君は、第一試合です。


後編に続く


荒牧 誠 ARAMAKI,MAKOTO
HKJJ香港柔術 Hongkong Jiu-Jitsu



過去の「香港柔術ライフスタイル」はこちら

香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 2日目 / 荒牧誠

香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 初日 / 荒牧誠

香港柔術ライフスタイル3/荒牧誠

「BJJ Life Style HongKong Part2」 with 荒牧誠

「香港柔術Life Style」

「香港柔術ライフスタイル5 part1上海〜香港〜東京編」(前編)

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前回の「香港柔術ライフスタイル5 part1上海〜香港〜東京編」(前編)の続きです。

後編ではいよいよ来日、東京で開催されたアジアオープン選手権の章です。
日本の選手も多数出てきおり、興味深い内容となっておりますので是非ご覧ください。


----------------------------

さて、レオカップの翌週は東京で行われたアジアンオープンに参加しました。
同時に僕にとっては久々の里帰りです。 



送信者 2010.09.11 ASIAN Open

大会前日はIBJJF(国際ブラジリアン柔術連盟)の審判部長のアルバロ氏によるレフェリー講習会
に参加しました。これは5時間に渡る長いセミナーですが、非常に有意義なセミナーでした。
ルールの細部を改めて確認することができました。







送信者 2010.09.11 ASIAN Open

和道さん、泊さん、リーさん、僕。
この4人は、2006年のリオのチェッキマット(当時はブラザ)でも修行を共にしていた間柄でも
あります。




送信者 2010.09.11 ASIAN Open


久しぶりに顔を揃えて、話ができて嬉しかったです。
リーさんの韓国のジムにもせひ行ってみたいですね。




送信者 2010.09.11 ASIAN Open


という訳で、翌日アジアンオープン開始です。
自分はマスター黒帯ペナ級と無差別級に出場しました。





送信者 2010.09.11 ASIAN Open


初戦はラペラチョークを決めて勝つ事ができました。続く準決勝はメキシコ柔術連盟の会長さんです。(後で知りました。)
この試合も終了直前にチョークを決めて一本勝ちできました。




送信者 2010.09.11 ASIAN Open


連続一本勝ちに、嬉しくてガッツポーズです。
しかし、決勝戦では佐藤(旧姓:渡辺)孝選手にパスを決められ、敗れ準優勝でした。
残念です。やはり佐藤選手は強かったですね。実は長らく同じペナ級を主戦場に共にしていたのですが、実はこれが初対戦でした。負けましたが、宍戸選手、佐藤選手と共に表彰台に上がれて
何だか嬉しかったですね。こうして日本にたまに帰ってきた時に僕の知っている選手の方達が
活躍されているの見るのが最近、非常に嬉しいです。
ぜひ佐藤選手には今後はアダルトで勝負し続けて頂きたいです。(笑)




送信者 2010.09.11 ASIAN Open


マスター黒帯ペナ級の表彰台。
こういうと変に思われるかもしれませんが、もう30歳になりガツガツした部分はなくなって
しまいましたね。もちろん試合は必ず勝ちたいですが、正直もうJT・トレス選手やホベルト・ソウザ
選手達などと同じアダルトカテゴリーにはいるのはしんどいですね。
柔術ライフを楽しんで、季節を感じ、風を感じ、緑をみる。
そのついでに試合もしていく。そんなスタイルでいきたいです。
そして、たまにばりばりの若手を手こずらせるいやなおっさん黒帯になりたいですね。(笑)
ただ、東南アジアの試合では、黒帯はアダルト・マスター・シニアの区別なく、体重もかなりアバウト
な状態でないと試合がない現状です。なので、そこではもうひと頑張りします。




送信者 2010.09.11 ASIAN Open


生徒の鈴木さんも僕と同じく2週連続の試合となりました。残念ながら勝利することはできませんでしたが、3位銅メダルを得ました。また一緒に頑張りましょう。
ちなみに、鈴木さんは日本滞在時は、トライフォース麹町(現:トライフォース青山)で石川さんのもとで柔術をされていました。
当日は、石川さんも久しぶりに復活されて、アダルト黒帯プルーマ級に出場されていました。
初戦を生田選手との激戦を制し、準決勝で世界王者と伯仲の勝負を繰り広げたうえに、敗れました。上手く説明できないですが、男です。柔術っていいな〜、としみじみ思いますね。




送信者 2010.09.11 ASIAN Open


さて、すぐにマスター無差別が始まりました(マスターは階級と無差別同日開催でした)。
初戦は端選手と対戦。何度も足関節を積極的に狙ってくるのをエスケープするという展開でした。
ポイントで勝利することができましたが、すでに腕がパンパンになってしまいました。
端さん、ありがとうございました。




送信者 2010.09.11 ASIAN Open

続く準決勝。試合が始まってすぐ、何てベースが強くて強いんだ、この人は!と、感じました。
かなり、押されてましたが、試合終了の4秒前にアドバンテージ同数に並び、レフェリー判定
で勝つことができました。後で聞いたら、この選手は、Jared Weinerという方で、アメリカでは有名な選手で、ロイドアービンの最初の黒帯の一人だそうです。
後で聞いて良かったです。(笑)





送信者 2010.09.11 ASIAN Open

もう既に腕どころか限界を迎えつつあります。(笑)
実はこの日、自己ベストの一日6試合しました。
何だかさっきの僕ののんびり宣言とは真逆のことをやってますが、まあこれもいい
夏の思い出ですね。




送信者 2010.09.11 ASIAN Open


無差別級決勝はアレクシャンドリ小川選手。実は2005年にも試合をしてて、その時は僕が勝利しています。はたして今回は、といざ試合が始まると、物凄い猛攻を仕掛けられました。
何とか耐えて、チャンスを伺っている際に、強烈な跳ね上げで体が返り掛けてしまいます。
しかし、3秒抑えられることなく、すぐに立ってタックルに切り返しました。
レフェリーはアドバンテージを小川選手に与えました。しかし、この裁定に小川選手は激怒。
試合再開後も後ろを向いて場外に出てしまいます。そして、試合再開の指示にも従いません。
そのため。レフェリーはしかたなく試合終了。僕の勝利となりました。



送信者 2010.09.11 ASIAN Open


何故か優勝したのに、先生、仲間から失笑を受ける自分(笑)。
でもありがとうございます。



送信者 2010.09.11 ASIAN Open

とにもかくにもアジアンオープン・マスター黒帯無差別級で優勝です。
アジア一のおっさんになれました!!
とても嬉しいですね。
そして、本当に素晴らしい大会をIBJJF・BJJFJ・スタッフの皆さん、ありがとうございました。





送信者 2010.09.11 ASIAN Open


茶帯ガロ級優勝の小林君と。
共に青春時代、和道さんのもとで汗を流した仲間です。
彼は現在、名古屋在住でアライブで柔術をしています。
どこにいってもやはり会えるのが柔術です。
彼は、この優勝が認められ、この後黒帯に昇格。
おめでとう、小林君。




送信者 2010.09.11 ASIAN Open


ブルテリアジムの関根さんに記念撮影をお願いしました。
実は柔術魂マガジンの影響で、うちのジムでは、関根さんが大人気なのです。
気さくに応じて頂いた関根さん、ありがとうございます。




送信者 2010.09.11 ASIAN Open


ラルフ・ゴーも茶帯メジオ級で優勝。フィリピン国旗を掲げます。
昔は強さにムラがある感じがしましたが、今や立派なアジア王者ですね。
強いです。余談ですが、それにしても僕とラルフとは、いろんなところで会いますね。




送信者 2010.09.11 ASIAN Open

そして、アジアオープンの翌週、待望のトライフォース青山訪問を果たすことができました。





送信者 2010.09.11 ASIAN Open

妻(私事ですがアジア選手権の2日前に入籍しました。)と二人で訪ねてまいりました。
とても素晴らしいジムでしたね。そして、周りの環境も非常にいいところでした。
快く受け入れて下さった石川さん、奥様ありがとうございました。
娘さんの真優ちゃんにも試合場以来の2回目の対面でしたが、最初まったく僕に怯えてしまい、
抱っこさせてくれませんでした。(涙)でもとても可愛いので問題なしです。




送信者 2010.09.11 ASIAN Open

















その日の夜はアカデミアAzに和道さんに挨拶に行き、その後はマスタージャパンに弘中さん
に会いに行きました。挨拶だけのつもりが、何故か自分も練習に強制参加になりました。
しんどかったですが、久しぶりに弘中さんと練習できて良かったです。
その後は、弘中家でご飯を頂きました。ありがとうございます弘中さん、しのさん。




さて、その後は妻の実家の沖縄へ。青空が広がります。
香港は青空がたまにしか見れないので、癒されましたね。



ここは道の駅という場所。サービスエリア+売店+お土産や、みたいな場所です。
いろんな所にあるみたいなので、沖縄に行ったらぜひ。
ここでは色んなものが売ってますが、サータアンダギーというお菓子ができたてで、非常に美味しく、安くてお勧めです。




妻の実家の割烹にて。
グラバカ柔術クラブ指導時代の生徒さんである大川さんと都竹君(通称:トタケン)がちょうど沖縄旅行中で、わざわざ訪ねてきてくれました。沖縄でも会えたのが嬉しいですね。
ありがとうございます。


part2に続く。




荒牧 誠 ARAMAKI,MAKOTO
HKJJ香港柔術 Hongkong Jiu-Jitsu


過去の「香港柔術ライフスタイル」はこちら

香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 2日目 / 荒牧誠

香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 初日 / 荒牧誠

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現在香港にてブラジリアン柔術アカデミー「HKJJ香港柔術」を主催する荒牧誠さん執筆の不定期連載「香港柔術ライフスタイル」の最新記事が届きました。

今回は8月に開催された上海Expoから香港のレオジーニョカップ、東京で開催されたアジアチコまでのレポートです。

日本ではなかなか入ってこない現地での柔術事情を垣間見る事が出来ますので、海外を視野に入れる柔術家の方には必見の内容です。

過去の「香港柔術ライフスタイル」はこちら

香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 2日目 / 荒牧誠

香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 初日 / 荒牧誠

香港柔術ライフスタイル3/荒牧誠

「BJJ Life Style HongKong Part2」 with 荒牧誠

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まずは今回前編では香港で開催されたレオジーニョカップまでの記事を掲載しております。


--------------


お久しぶりです。
香港柔術の荒牧です。

8月30日、31日に上海Expo(万博)内で行われたBJJエキシビジョンを視察してきましたので、その模様を報告したいと思います。

生徒さん2人と共に、8月29日〜31日に上海に行ってきました。

と、いってもどんだけ時間すぎてるんだ、ということと、既にブラジルブログで、詳しく橋本さんがレポートしてますので、僕の方は、軽い感じで読んで頂ければと思います。
違う視点でみる上海レポートです。


実は今回、香港からダイレクトに行かずに、安いということで深センという中国側の空港からあえて行ったのですが、これは完全に間違いでしたね。。。

とにかく時間通りに飛ばない。行きは2時間、帰りは4時間遅れての離陸になりました。

そして、直行便のはずが何故か途中で何もない空港に途中経由して、一度降りるハメにもなりました。。。



宿泊したギャラクシーホテル。
清潔感のあるホテルでした。
チェックインも英語で問題なしです。

ちなみに、タクシーの運ちゃんは、99%英語を解しません。
なんなら日本語を話す方が可能性高いです。
現在、上海は海外で日本人が最も駐在している都市とのこと。

しかし、今回同行してくれた生徒さんが二人とも北京語がペラペラなので、心強かったですね。



ホテルに荷物を置いて早速アラバンカ柔術アカデミーへ。
ここは上海に2つある柔術アカデミーの内の一つで、JJFC(Jiu-Jitsu Federation Of China)の本部であり、先程中国政府の公認団体になったWJAJCの本部でもあります。



中に入ると沢山の生徒さんが練習しておりました。
今回日本からもかなりの方達が来られてましたが、皆さん練習に参加されていました。

WJAJC理事長の山田さんが鋭い目線で練習をしきっています。



本当は見学だけのつもりでしたが、見ていたら我慢できなくなり、道着を借りて僕も参加させてもらいました。
何と一発目がレオジーニョの弟子でチェッキマットから派遣されてるインストラクターのマルセロでした。

当然、最初だし流してくれるのかな〜、と思っていましたが、、、
物凄いトップギアのスパーになってしまいました。

10分くらいガチンコのスパーをして、やっと解放されました。
これでかなり疲れましたね。(笑)

練習をしきっている姿をみても、マルセロはかなりのスパルタ先生でした。
でもとても良い人でしたね。



そうこうする内に、レオジーニョとシッコメンデスが現れました。

ちなみに、レオは僕の師匠である和道さんの先生。
シッコはブラジル滞在中の僕の先生です。

練習後にはストライプルの授与式が行われました。



その後は記念撮影です。



スパーをやり過ぎて、疲労困憊です。

やはり、最初のウォーミングUPなしの一発目のスパーが効いてますね。



レオとシッコ。
二人はこの上海滞在中、常に仲良しでしたね。

特にシッコは変なお面を意味なくずっとかぶっていたりと、相変わらずのムードメーカーぶりを発揮しておりました。
素晴らしいことです。


翌日は昼過ぎごろまで時間があったので観光にいきました。



ここは予園という所で上海での有名観光スポットです。

この日も沢山の観光客で賑わっていましたね。

上海万博のマスコットのパオパオ(だったかな?)がここでもお出迎えです。


そして、ここは各国に支店を持つ小龍包の老舗。

僕は一月に上海を訪れた際にも来たのですが、とてもおいしかったので、
再び頂きました。

ちなみに、このレストランは、店舗内に入るといくつかにエリアが分かれていて値段や内容が違ってくるので、気を付けましょう。



満面の笑みの堀さん。
若干イラっとさせられるかもしれませんが、お許しを。



常にクールな男、ダリス。

グループ内最年少ですが、確実に一番頼れる男です。

ちなみに、以前(香港柔術ライフスタイル4)彼はヨーロッパバックパックの旅から戻ったら、すぐアメリカに旅立つと書きましたが、諸事情により、来年の今頃から向こうの法律学校に行く事になりました。



さあ、ついに来ました。

ここは専門店だけあって、様々な種類の小龍包があります。

なので、グループで来て、いろんな種類を試すのがお勧めです。



さて、ついに上海万博会場に向けて出発です。
こちらが移動中のバス内で配られた上海万博柔術エキシビジョン記念Tシャツとキャップです。



こちらは、会場パス。
写真入りです。



>前回もお世話になった小島さん。
ナイスな笑顔です。

小島さんは、元々名古屋で柔術をされてましたが、その後上海で長らく駐在して
仕事をされていましたが、今年のなかばくらいから香港勤務となり、現在は九龍柔術で柔術をされています。



バスからおりた一行。
何だか修学旅行みたいです。

みんなごついですが。(笑)



パスを片手に浮かれる愛弟子2人。

何故かダリスが若干、猪木チックなアゴになっています。



スタッフ専用ゲートから入場です。
このゲートをくぐった後も、もう一度ゲートがありました。

やはり万博ともなるとセキュリテイもしっかりしてましたね。



会場内はひたすら広いです。
エキシビジョン会場に行くまでにも、かなり歩きましたね。



やっと到着。
これは遠目から見たエキシビジョン会場です。



早速、スクリーンをバックに記念撮影しました。

ステージでは、既に子供たちのリハーサルが始まっています。



これは舞台脇で動きを確認してるカンフー演武団の少年達。

今回は、エキシビジョンの約半分は彼らの演武でした。



ステージ上ではレオを始めとして選手たちが記念撮影してました。
僕も混ぜてもらいました。



そろそろおりようかな、と思ったら、レオとシッコが来い来い、と言って仲間に入れてくれました。

嬉しかったですね。ありがとうございます。



そして、エキシビジョンが遂に始まりました。

とにかくあのカンフー少年団の演武が盛りだくさん。



こちらは女性陣の舞。



サンバガールもあり。



こんなのもありました。



そして、締めはやはり少林寺!!



やっぱりI love Jiu-Jitsu ですね。



女性による護身術の演武。

彼女は元々柔道の選手だったそうですが、今は柔術一本で上海のアラバンカ柔術で練習されている選手です。
初日の練習時に、スパーしたのですが非常にバランスが良くいい選手だな、と感じましたね。



さあ、ついに柔術演武です。
でもまあそれは橋本さんが詳しくレポートしているので、そちらをチェックしてみてください。(笑)

今回の演武のためにアブダビから10数名の選手が派遣されていました。

う〜ん、すごいです。



無事エキシビジョンも終了です。素晴らしい時間でした。
同行してくれた生徒にも感謝です。


>
橋本さんとも会う事ができました。
僕はエキシ初日のみ、橋本さんは2日目が取材のメインということだったので、会えないかなと思ってたので、良かったです。



最後はステージ上で記念撮影。

これを一つのきっかけにして中国、アジアの柔術の発展が一層進むことを願っています。

そして、僕も香港から柔術を発信していきたいですね。



帰りの車中。
2日目の終了後の車中は橋本さんのレポートでは、ブラジリアン達の歌え騒げで、そうとう騒がしかったようですが、初日はまだ緊張していたのか、皆静かでしたね。



最終日は、上海万博内の観光をしてきました。



これは、冷たい蒸気を定期的に噴き出す仕掛け。

長時間並んでいる人たちへの配慮ですね。



それもそのはず、いたるところでこのような長蛇の列が見られました。

人気のあるパビリオンは、6〜7時間待ちです!!



昼過ぎにでないといけなかった(もちろん、それがなくても並びませんが、)僕らは全く並んでいないパビリオン周りを楽しみました。
まず最初のここはどこか忘れました。
すみません。



ここは、日本のパビリオン。
大人気で6〜7時間待ち。



こちらは韓国。
ここも長蛇の列でした。



謎の展示物。
直ぐに入れるパビリオンは基本的に前衛的でしたね。(笑)



これはトルコのパビリオンの上のレストランで食べたトルコ風ライス?

何故かメニューが2種類で、しかも非常に高かったです。。。。。



1月の上海に続き、今回もお世話になったマサさん。

アラバンカ柔術アカデミー並びにJJFC(Jiu-Jitsu Federation of China)のスタッフであるマサさんは、本当にこの上海滞在中、選手のケアからエキシの進行まで大忙しの様子でした。

ありがとうございます、まささん。

ちなみに良い写真がなかったので、これはその後、彼が香港柔術に来てくれた時の写真です。



空港でパオパオ(?)君とお別れです。

ありがとう、上海。

次回は、12月18日(土)のアブダビプロGiの中国内予選に生徒を率いて行く予定です。

さて、その翌週の土曜日9月4日には、香港でレオセミナー&レオカップ(No-Giトーナメント)が開催されました。



上海に続いて2週連続でレオ・ヴィエイラに会う事ができました。
何だか豪華。

セミナーは白帯・青帯の選手が多かったため、ベーシックな技のディテールの説明で進行していきました。
レオ曰く参加者をの顔ぶれをみてからセミナーで行う技をいつも組み立てるとのこと。
流石です。



各自の技を回りながらチェックするレオ。

非常に分かりやすく、的確な指示が飛びます。



ちなみに技の受け手を務めたのはブラッド・クー。

ブラッドは今年の1月〜7月の半年間ブラジルのチェックマットで修行をしていました。



セミナー終了後、すぐにルールミーティングの始まりです。

今回は白青帯が2階級。紫以上も2階級のグラップリングトーナメントでしたが、
紫以上の部は、76KG以上の選手が一人のみだったので、−76Kgのみ行われました。



試合前、円陣を組む香港柔術の面々。
今回は紫帯以上に僕とブラッド、白青に鈴木さん、ヴィクターという2人の生徒が参加しました。



鈴木さんは、一回戦はポイントを先取されるも、逆転し腕十字で一本。

次戦で負けるも、今後につながるいい動きをされていました。



ヴィクターは、残念ながら一回戦で、優勝した選手に当たり負けてしまいました。

しかし、試合に積極的に毎回参加し、必ず仲間の応援に駆け付ける彼は必ずもっと強くなるでしょう。



ブラッド・クーは和道稔之の茶帯で、日本に居た時からの僕のチームメイトでした。

長年働いていた日本を離れ、ブラジル修行後の8月から故郷の香港に戻ってきました。

現在は、香港柔術のインストラクターとして活躍しています。

彼は、日本語・広東語・北京語・英語を完璧に使いこなし、半年間滞在中に学んだポルトガル語も日常会話程度なら問題なしです。
頼もしい男です。



ブラッドは、初戦を三角締めでサクッと一本勝ち。続く準決勝は練習仲間であるクイントンに譲り、3位入賞でした。





僕は上海視察後であるのと、そして次週に控えたアジアオープンを考えて、出場を迷っていましたが、頑張ってみました。(笑)

初戦は手首固めで勝利。





続く準決勝は一回り大きい相手で時間が掛りましたが、チョークで一本取る事ができました。

決勝はやはり、練習仲間のクイントンが上がってきたので、ジャンケンの結果、彼が優勝となりました。
残念。
でもおめでとう!



試合終了後参加者全員での記念撮影。



WJAJCとJJFCの理事であり、上海のアラバンカ柔術代表の山田さんと。

今回、山田さんはレオの引率で香港に来られていました。

中国の柔術シーンのキーマンであります。



こちらは、香港の柔術シーンのキーマン、ブラッド。

頼むよ、ブラッド!



香港柔術軍団!!



レオと共に、ジムの代表者の記念撮影。ちなみに僕の右隣がクイントンです。



ダリス、アイザック、鈴木さん。

内のジムのムードメーカーの3人です。



おまけ。
打ち上げでの一枚。

レオは本当にサービス精神旺盛です。

ありがとうございました。


part1 後篇に続く。


荒牧 誠 ARAMAKI,MAKOTO
HKJJ香港柔術 Hongkong Jiu-Jitsu


ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店
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前回の「香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 初日」に続き2日目のレポートです。


香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 2日目
PAN ASIAN INTERNATIONAL GI&NO-GI TOURNAMENT


さあ、2日目です。
今回は間違わず、SM MALL OF ASIAにタクシーで向かっています。
写真はフィリピンを走り回っている乗り合いタクシー的なバス。
ちなみに以前フィリピン在住であった会員さんに、旅立つ前にフィリピンのことをいろいろ聞いたのですが、危険度高し。南米の一部地域に行くのと同じ心構えで行った方がいいとのアドバイスを
受けました。お陰で危険な目に遭うことはありませんでした。
しかし、写真には撮れませんでしたが、タクシーからこの地域は、降りられないな〜、という場所は
確かにありました。

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近付いてきたSM MALL OF ASIA。
地球儀のオブジェが出迎えてくれます。

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駐車場もひたすらデカイです。

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ちなみに、中にはあらゆるものがありました。
スケートリンクもあったのにはビックリでしたね。

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SM MALL OF ASIAの周囲は、ちょっとカルフォルニア的な風景や道路でした。

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ちなみに、タクシーに乗ったら、必ず運ちゃんにメーターを押させましょう。
後で気づいても、5倍くらいの料金を要求されます。

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2日目は、Mall内のさらにショッピング色の強い、中心地で行われました。

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隣では日産(だったと思います)の車の展示会が。

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ルールミーティング中。
しかし、常々思うのですが、このルールミーティングはいかがなものかと思います。
というのは、サッカーや野球や空手や柔道の大会で、試合前にルールの説明会は絶対に行なわれていないと思います。無条件でルールを破ればファウルであり、失格にもなります。
しかし、それは選手も納得済みだと思います。しかし、柔術の場合、選手が「それは聞いてなかった、知らなかった」と、よく口にします。それでは競技に対する信頼が確立できないと思います。


ただ、理解できるのは、柔術の場合、大会ごとに特別ルール、特別カテゴリーが設けられるパターンが多々あるので、ある程度はしょうがないのかなともおもいますね。
世界で一つの競技、連盟、ルールがはっきりしてて、非常に分かりやすいのですが、、、、
いつかはそうなって欲しいですね。

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一足先に、香港に戻る堀さん。今日は試合なしなので余裕の表情です。
ちなみに、着用してるシャツがINSPIRITが出したUFC FAN EXPO T-シャツの黒。
前日はそれの白を着用していました。そんなミーハーな堀さんです。

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以前はMacau BJJで練習していたというグレイ。
Jamesと試合をしました。展開としては、Jamesが三角締めを極めかけるも、脱出したグレイ
は、そのままパスガードし、アームロックを極めました。
Jamesは残念でしたね。

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皆、何だこれは!といった感じでショッピングに来た人たちは、結構真剣に観てました。
昨日以上に沢山の人が観ていましたね。宣伝効果抜群です。
日本でもぜひやってほしいです!!

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何故かJamesは、負けたけど、この3人組みの女性選手達に写真撮影をお願いしていました。
この満面の笑顔に少しイラっとさせられるかもしれませんが、お許し下さい。(笑)
ちなみに、フィリピンの女性は結構この形のサングラスを掛けていました。
(試合前後の選手、呼び出し係の子、観客。流行ってるんですかね。)

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Jollibeeです。フィリピンのいたる所にあります。
どこも人気です。フィリピンでは世界では珍しくマックが結構苦戦してるみたいです。
Jollibee人気のせいなのかどうかはわかりませんが。

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Ryanは、NO-GIの無差別級にも挑戦。しかし、残念ながら初戦敗退でした。
相手は体格も顔もアレクシャンドレ・フランカ・ノゲイラに敗れました。
この選手が本当に強かったですね。レスリングも強くて自分よりデカイ選手を
タックルで抱え上げて、バッコンバッコン投げまくってましたね。

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前日に肩を捻って、一瞬脱臼をした牧野さん。(直ぐにハマりました。)
抑え込まれてるのに、子リスのような顔をして、動かずに僕を見てたので、どうしましたと聞いたら、
あの、肩が外れたみたいです。と返されたので、慌ててレフリーにストップと言いました。


しかし、それでもNO-GIの試合にも出場しました。(もちろん大事がないことを確認したから止めませんでした。)
男です。


試合は、立ち技の組手争いから、胴タックルから、外掛けでテイクダウンした牧野さんが、
相手のハーフガードの動きに合わせて、一気にフロントチョークを極めて一本勝ち!
その瞬間、いつもは常に冷静な牧野さんが、「よっしゃー!!」と絶叫しました。
こういう瞬間があるからBJJは、また最高ですね。
僕もそんな生徒さんの姿が見れて本当に嬉しかったですね。

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RyanはNO−GI部門でも2位銀メダルを獲得!

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真ん中・最後のノゲイラ似の選手に腕を極められた際に、少し腕を負傷したRyan。
左・今回は、思うように動けなかったIsaac。次に期待ですね。
右・快心のシャウトとギロチンを極めた牧野さん。

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牧野さんはNO-GI部門で3位入賞。このメダルが最高に嬉しいです、としきりにおっしゃって
くれました。そして、子供にメダルと試合の写真を早く見せたいとも。
そんな戦うお父さんでもあります。
お父さんは強いんです。

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大会の翌日にはTeam VPFというアリとラルフ・ゴー(彼は今ブラジルで修行中)のジムの朝クラス
にも参加させてもらいました。


10:00−12:00という時間帯で月曜日にも関わらず、20人近くの生徒が練習に来ておりました。
ここでも、フィリピンでの柔術熱の高さを感じましたね。
今回の旅で香港は、まだまだBJJ発展途上地域であると感じました。


数年前のフィリピンでの競技人口とレベルを考えると、今回の体験は香港における自分の今後の活動の一層の励みになりますね。


Team VPFのアリと皆さん、ありがとうございました。




・朝クラスで、しかも大会翌日にこの人数は凄いです。

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・以前にもブログに登場したアリ。彼は身体が大きいですが、とんでもなくテクニシャンです。
そして、人柄も非常にいいです。
既に黒帯のトーナメントでも、勝てると思われる程強いです。(ちなみに彼は今現在、紫帯です。)

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・真ん中の子が、ナターシャ。以前香港旅行に来た際に、HKJJに毎日来てくれました。
柔術LOVEな子です。

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ところで、ダリスという香港人の生徒さんが、今現在、ヨーロッパを道着を入れたバックパック一つで回っています。
彼は物凄く責任感があり、常に香港で右も左も分からないチンピラの僕(笑)を助けてくれ
ていたナイスガイです。
彼は、旅立つ前は銀行員をしていました。
しかし、柔術に、そして様々な人に出会い、新しいことにチャレンジしたいと、
仕事を辞めました。そして、フィリピンの試合に出場し、その足でそのままヨーロッパに
旅立って行きました。


彼は今25歳で、色んな可能性を持っています。数か月の放浪の旅の後、帰国後にアメリカに渡り、
法律学校で学ぶ予定です。
彼なら、新しい人生を自らの手で切り開けるでしょう。


人生って、素晴らしいものです。BJJがなければ彼はこの決断をしなかったかもしれません。
どちらが良い悪いはハッキリ言ってないと思います。
ただ、自分探し、してます的な旅や選択ではないことは確かです。
(僕がこの世で最も苦手なもののひとつです。人生はよく旅に例えられますが、それは、自分から、
自意識からいかに自由になるかの旅だからこそ素晴らしいと思います。)

ただ投げやりでなく、誰かにおんぶにだっこでもなく、自分の力(勘違いではなく、実際に実力がある)で、
挑戦をすることにした若者が、僕は最高に大好きです。


そういう人間は称賛されるべきだと思います。
頑張れ!!ダリス!




右から3人目のメガネを掛けているのがDarisです。

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おまけ。滞在してたホテルのセキュリティー犬。
とても可愛かったです。暑い国の犬は皆このグデンと寝そべっているスタイルが見受けられます。

しかし、大きなバッグを持った客がくると、、、

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このように起こされて、お仕事開始です。匂いをかいでチェックです。
ワンちゃん、頑張っています。
ちなみに、フィリピンの公共の施設はほとんどセキュリティチェックがあります。
(空港では、2回チェックがありました。)
今でも、タクシーから降りられないというか、むしろ、タクシーの運ちゃんが行きたがらない
地域もあるそうです。旅行される方は、その辺を注意しながら楽しんでください。

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3泊4日の行程もあっというまでしたね。
とにかく今回、フィリピンの柔術レベルの高さを感じました。
アジアでは、日本に次ぎ2番手の位置まで来てるのではないでしょうか。


生徒さんも僕も沢山の経験を得ることができました。
これを有意義な経験であったと言えるように、これからやっていかねば、と思います。


ありがとうございました。そして、皆、いい試合でした。
お疲れ様です。試合に出る決意をし、試合場に立った時点で皆さんは勝者です。
ありがとう。

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香港柔術 荒牧 誠 MAKOTO ARAMKI

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香港でのブラジリアン柔術普及に尽力している荒牧誠氏より、レポートが届きました。
今回はフィリピンでの大会編を2回にわたりお届けいたします。

ちなみに過去のレポートはこちら

香港柔術ライフスタイル3/荒牧誠

「BJJ Life Style HongKong Part2」 with 荒牧誠

「香港柔術Life Style」



香港柔術ライフスタイル4 フィリピントーナメント編 初日
PAN ASIAN INTERNATIONAL GI&NO-GI TOURNAMENT


フィリピンの試合より先週、戻ってまいりました。

残念ながら、黒帯エントリーが自分一人だったため、僕自身は試合ができませんでした。
(当日の朝に会場で初めて知りました。。。。)

試合ができなかったのは、非常に残念です。
しかし、HKKJJ香港柔術から3名が入賞することができました。それは本当に嬉しかったです。
そして、大会自体は非常に楽しめるものでした。そして、フィリピンでのBJJの普及とレベルの高さ
を直に感じることができたのは、非常に有意義な経験でした。


遅くなりましたが、フィリピンでの試合のレポートをしたいと思います。
今回Hongkong Jiu-Jitsuより、僕を入れて9人での挑戦でした。


出発前に空港のレストランにて、御覧の自信満々のIsaac。

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常に髪の毛が長すぎるので切れといっているのですが、頑なに切らない男、
ハイタワーJames。

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最近、女性人気高し、その切れ切れbodyと甘いマスクで優勝を狙う
Ryan。

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HKJJの最強の弟子、Benny。最近は似てないですが、一時期、小室選手
に非常に似てました。

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密かに自信を覗かせているMing。最近メキメキと実力を付けてきた
努力の男です。

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BJJFP(Brazilian Jiu-Jitsu Federation of Philippines)の代表であり、自身のジムKMA Fitness&Martial Arts
をフィリピンで主宰するStephen Kamphuis先生。
フィリピンのBJJのキーマンであり、今回の大会もメインレフリーとして、しきっておられました。 

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写真を撮り忘れてしまいましたが、久しぶりにジョン・バイロンさんともお会いできました。
相変わらずのハイテンションと達者な日本語と笑顔に癒されました。
ちなみにジョンさんを知らない方のために、説明です。
ジョンさんはフィリピン柔道界の英雄です。柔道6段(赤白帯)、オリンピック出場2回、東南アジア選手権9回優勝(ちなみに最新の優勝歴は今年か去年だったと思います。)、Asean優勝6回、World Masters Judo 3位、Asean Games3位、現在44歳ですが、今だ現役バリバリです。
柔術では、アカデミアAzとJFTで共に練習させて頂きました。昨年、僕の先生でもある和道さんより
柔術黒帯を授与されました。


今回は弟子の女の子が出場していたので、試合前に、
バシバシその子とマットエリアでスパーしていましたね。

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Team VPFの代表であり、ラルフ・ゴーの盟友、アリ。
今回は彼のteamに最終日にお邪魔しました。詳細は後ほど。

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試合は、3面取られていました。初日は、吹き抜けた広場のような場所で行われました。
ちなみに、このSM MALL OF ASIAという場所はアジアの中で1、2番目に大きい
ショッピングモールだそうです。
要するに六本木ヒルズより全然大きくて有名な場所で、試合をやったわけです。
日本や香港では、とても借りられないでしょうね。羨ましい。。。

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ちなみに余談ですが、僕らの泊まっていたホテル(Dusit Thani Manila)のすぐ近くに、
やはりSM MALLというのがあり、完全にここだと思ってたので、当日の朝、違いに気づいて、慌ててタクシーで試合場に駆けつけました。(笑)
そしたら、まだまだ長蛇の列で、受け付けをやっていて助かりました。
ビバ海外ペース!!
今後、フィリピンで試合される方は気を付けて下さい。
ちなみに、この写真の場所は本物のSM MALL OF ASIA。

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違う角度から。かなか壮観な眺めです。

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観客が埋まりだしました。

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ブルテリア道着集。黒い三連星。

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試合が近付いてきて、久しぶりにガチな表情になっているIsaac Ken。

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BJJ初試合の牧野さん。初試合が海外ですが、落ち着いています。
ちなみに、牧野さんは現在中国の深セン在住で、片道約2時間掛けて、HKJJ香港柔術に週2回〜3回
練習に来てくれています。本当に頭が下がりますね。ありがとうございます。
日本で暮らしていた10年くらい前に木口道場に通われていたそうです。

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こちらも初試合が海外の堀さん。堀さんは僕と同い年で30歳で、格闘技経験はもちろん、
今までほとんどスポーツ経験もありませんでした。初めは練習でゼーゼー言われてましたが
最近は、どんどん自分から動くことができるようになりました。
牧野さんと違って、とても緊張していました。

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初日も2日目も何故か呼び出し係と試合エリア内スタッフは女性陣で行われていました。
(*エリアの出入り口は、2人の男のガードマンがついていました。)

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さてここから試合になっていくわけですが、セコンドに必死で試合中の写真がほとんどありません。
お許しください。
まずRyanは、初戦はパスガードを決め、そのまま相手をコントロールし続け、快勝。

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ちょっとシャッタータイミングがずれたため、あまり伝わりませんが、
やせマッチョをアピールするRyan。

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これもお決まりか。。。海外試合名物、永遠と試合を待たされる選手たち。
完全に遠くを見つめ出したDaris。
彼については後ほど詳しく。

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午後になり光がさしてきたマット上。
Bennyが友人でもある九龍柔術のLeoと試合です。

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大分疲れてきたHKJJメンバー。

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疲れがMaxに達していた初日のトーナメントの終盤、既に周りは真っ暗です。
そこで突如、花火が始まりました。
これは、かなりテンションが上がりましたね。
花火の横でBJJの試合というのは、非常に格好よかったです。
これはぜひ皆さんにもこの雰囲気を味わってもらいたいです。
日本か香港でも、どなたかやってもらえないでしょうか?
これがその時の映像です。
若干、僕の声がうざったいかもしれませんが、許して下さい。(笑)





しかし、、、さっきのテンションはどこへやら。。。。
さらに峠を越えると人はこうなります。(笑)

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そして、表彰式が始まりました。
こちらは、同じく香港から来たシューこと、セルジオ・ブラガが率いるTeam Grips。

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Ryanは、青帯ペナ級2位で銀メダルをゲット(彼は本来ガロ級ですが、相手がいなかったため、2階級上で出場)。昨年の東京国際に続き、国際大会連続入賞です。
ちなみに、彼のこのポーズは、お尻の辺りに付けた香港柔術のパッチをアピール
してくれています。3位の位置にアリがいるのは代理で受け取りにきたからです。

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メダルを手にするRyan。彼は、東京国際の時に、いろんな先生からも評価が高かったです。
その時の決勝ではロータスパラエストラの選手と戦い敗れたのですが、八隅さんが非常にRyanを褒めてくれました。

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同じく香港より来た九龍柔術のForrestとMatthewが、青帯アブソで1位と3位をゲット。
かなりの熱い試合でした。

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Bennyは自分の階級ワンマッチを制して紫帯ペナ級優勝です。

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階級別は制しましたが、アブソ(無差別)でアリに敗れたため、少し浮かない顔のBenny。
大丈夫。また練習して挑めばいい。

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紫帯アブソ(無差別)。優勝はぶっちぎりでアリ。全て一本勝ち。
彼はフィリピン柔道のナショナルチームのコーチでもあるので、立ち技、寝業
共に隙がありません。強かったですね。次は日本かアメリカでの試合が見てみたいです。
ちなみに、Bennyの隣で、やはり3位入賞したのは、九龍柔術のHoin。
彼は白帯時代に、アカデミアAzで住みこみで柔術修行をしていました。

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という訳で、初日が無事終了しました。
2日目に続きます。

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香港でブラジリアン柔術普及の為孤軍奮闘中の荒牧誠さんからの久しぶりのコラムです。

思わぬところからメンデス兄弟の話も出てきて、さらにジウベルト“ドゥリーニョ”まで登場。
今回も必見の内容です。




お久しぶりです。香港柔術の荒牧です。

前回より大分間が空いてしまいました。

その間に香港やアジアであったことをいくつか紹介させて頂きます。

まず9月19日/20日にタイにてBJJオープン選手権が開催されました。

これは、かのBJJ−ASIAの管理者ルークが毎年この時期に主催する東南アジア内で一番規模とレベルの高いトーナメントです。

今回も約200名の参加者が集まり、黒帯の賞金トーナメントも行われました。

そこにHKJJからは、ただ一人ハワイアンのニコという生徒が白帯のカテゴリーで参加しました。

結果は、堂々の2位でした。

実は彼はHKJJで初のメダリストとなりました。

ハードな練習の結果なので、本当に素晴らしいことです。

彼は練習熱心でありながら非常にBJJを楽しんでいるのが普段から伝わってくるのがとてもいいですね。

とてもジェントルで人懐っこくて、体が大きい。

僕は彼と会うまでハワイアンと話したことはなかったのですが、とても好きになりましたね。

早く一緒にハワイ行きたいです。(すみません、ニコの写真取り忘れました。)


さて、その大会にATOS柔術のホドリゴというブラジル人の黒帯の選手も参加してました。

彼はデッドヒートの末、残念ながら決勝で敗れてしまいましたがやはり準優勝しました。

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posted by (C)チャケ

実は、彼は現在香港のインパクトという、僕が週一回指導しに行っているジムに、指導者として3カ月の限定でブラジルから呼ばれてきているのです。

なので、昼間に週1,2回、彼と練習しているのですが、いや〜、強いですね。

最初にスパーリングした日に一本取られて悔しかったので、いつも取り返そうとしているのですが、なかなか大変です。

しかし、彼からメンデス兄弟の話を聞いたら、やはりというか、驚愕しました。

5分のスパーで彼も10本くらい取られるそうです。。。。。

恐ろしいことです。


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DSC01364 posted by (C)チャケ

皆ごつすぎです。こんな車両も恐ろしいです(笑)。

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DSC01363 posted by (C)チャケ


そして、ホドリゴは11月7日にマカオでプロのMMAの試合に出場。

奇遇にも、相手が自分が去年コパ香港2という大会で試合をしたシャンジーニョというブラジル人黒帯選手だったのです。

彼はイギリスのケージの王者でもあり、非常に強い選手です。

当日はホドリゴの応援にマカオに行きました。
(香港からマカオはフェリーで1時間くらいなのです。ただし、もちろんパスポートが必要です。)

試合は、互いに寝技を警戒して、テイクダウンしても無理はしない展開から、後半ホドリゴがスタンドで打撃でコナーに詰め、膝を連打したまま終了。

見事に3−0判定勝利しました。

素晴らしいことです。

ちなみにその試合のセコンドのために、同じATOS柔術のギルバートという選手が、その時シンガポールで指導していたので香港にきました。

彼は2009年世界選手権レーヴィ級準優勝の選手です。

実は、2006年のブラジルで行われた世界選手権の茶帯ペナ級の準決勝の相手でもあります。

一緒に練習しましたが、素晴らしいテクニックと動きでしたね。本当にBJJの繋がりはおもしろいですね。

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DSC01391 posted by (C)チャケ


2006年ムンジアル茶帯ペナ級表彰台
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BRAZIL2006 070 posted by (C)チャケ



さて、自分はと言いますとタイの大会があった同日の9月20日に「2009柔道總會39週年香港柔道錦標賽」という香港の柔道の大会に出場いたしました。

今回のHKJJの生徒のJames(彼は以前にもこのブログで登場しました)と一緒に2人での出場でした。

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P1040072 posted by (C)チャケ


さて、まずJamesの試合は、1,2回戦共にバッチリと一本を取って勝ちあがりました。

残念ながら、準決勝で後半スタミナ切れをおこし、負けてしまいましたが、3位決定戦では技ありを取って、見事に銅メダルに輝きました。

顔にブルテリアパッチを付けておどけるジェームス。。。

彼は190cmあるので周りの子達が小さく見えますね。

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P1040076 posted by (C)チャケ


続いて自分です。

一回戦は、組んですぐ引き込み十字。

これが上手く入り、10秒くらいで勝つことができました。

judo2
judo2 posted by (C)チャケ


続く2回戦は、バタバタくる系の相手でした。

これがとてもやりにくい。

相手の襟を持っても腕を強引に回して内側を取って強引な投げを繰り返してきます。

なので、何度か繰り返された後、回してきた瞬間に体を寄せて体落としにいきました。

これが運良く決まり一本を取れました。


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judo4 posted by (C)チャケ


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judo1 posted by (C)チャケ


準決勝は上背はないですが、とても力が強く、スピードの速い選手が相手でした。

しばらく攻め込まれ続けましたが、遠目の距離から叩くように奥襟を掴んで、一気にまた引き込み十字へ。

これがまたしても決まり決勝へ駒を進めました。




さて決勝戦は、若くて非常に元気のいい選手でした。

様々な技を仕掛けたのですが、ことごとく潰されます。

逆に何度も投げられそうになります。

そこで、片襟組み手から一気に飛びつき腕十字へ。

これが今日一番の決まり具合で入りました。

そして、優勝できました。



実は僕は、当り前なのですが何のトーナメントにしろ柔道で優勝したことはありませんでした。

日本とはまったく比べることはできませんが、何にせよとても嬉しかったです。

生徒のJamesも自身初のメダルです。

これも本当に良かったです。


何より前回発見した反省点を意識して試合に挑んだのですが、それらの修正点がほぼ全て勝利に繋がったというこの感覚は初めてのものでした。

とてもいい経験になりましたね。


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P1040087 posted by (C)チャケ

一緒に写っているのは、キーという香港柔道強化選手です。

彼は柔道の出稽古先であるソウオク柔道クラブでいつも何かと世話をしてくれた優しいナイスガイです。

しかも、とても強いですね。

今回もバッチリと優勝してました。


彼は残念ながら階級でもう一人、激強の選手がいるため、12月に香港で行われる東アジアゲームス(East Asia Games)に出れないのが、とても残念だと語っていました。

来年の春に大学卒業と同時に柔道もストップするとのこと。

もったいないので、ぜひHKJJでBJJを始めてくれないかな〜、もしくは、週一くらいで柔道指導してくれないかな〜、なんて思っております。



さて、BJJFJ主催による東京国際BJJまであと約1週間となりましたね。

この試合に向けてHKJJ一丸となって練習しています。

今回は僕を含めて7人が出場する予定です。

とにかく海外での試合だと臆せずに、笑顔で帰れるように出し切ってほしいですね。

僕自身もですが(笑)。


その中で特に活躍が期待されるのがBennyという生徒です。

海外で修業してきたなどの例を除けば、彼は純粋な香港人最強の柔術家だと言えるでしょう。

彼は立って良し、寝て良しの柔術家なので、非常に安定した強さがあります。

階級は、紫帯ペナ級に出場予定です。

楽しみです。

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P1030839 posted by (C)チャケ



楽しみといえば、今、一年ぶりの帰国がとても待ち遠しいです。

そして、東京国際の翌週の土曜日に自信単独では、初めてのBJJとNO-GIのセミナーを行います。

seminer2009.12.05
seminer2009.12.05 posted by (C)チャケ

弘中さん、宇井さん、ありがとうございます。

主催:マスタージャパン&フィットネスショップ
場所:マスタージャパン(水道橋駅東口より徒歩30秒)
時間:13:00−15:00
詳しくはこちらです。
(*カメラ撮影は構いませんが、ビデオ撮影はご遠慮下さい。申し訳ありません。)
当日いきなりでも全く構いませんので、ぜひお時間のある方はお越しください。


最近のできごととしては、今回、日本に3週間の滞在中に、アカデミアAzより宮口選手を香港に招きました。

その間は、彼にジムを預かって頂きます。

3 browns - コピー
3 browns - コピー posted by (C)チャケ



関西の柔専館より清水さんが以前来てくれました。

非常に強力なパスガードの持ち主で、とてもいい練習になりました。ありがとうございます。

清水さんは、年末にもHKJJに来れるかもしれないとのことです。

CIMG0160
CIMG0160 posted by (C)チャケ



HKJJの最年少会員のユウシン君です。彼はまだ11歳ですが、キックボクシングに柔術、そして、ランニング、フィジカルトレーニングと格闘技に打ち込んでおります。

非常に礼儀正しく、かつ活発で、かわいい子です。

非常に将来が楽しみですね。

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P1040221 posted by (C)チャケ

これは、空手の試合に出場した時の写真です。

真ん中の子が、ユウシン君です。

前回はやはり去年の11月に帰国しましたが、その時は半年ぶりでしたね。いや〜、一年は長いです。



でも、日々の生活は早いです(笑)。何か矛盾してますが。

いろいろあったので、当然、なんでこんな目に合わないといかんのだろう、と思うことも多々ありました。

でもBJJをしながら生活するのは最高です。


以前、雑誌のインタビューで中山巧さんが、柔道をされてた若いころに、「なんで世界中の人はこんなに面ろいのに、柔道しないんかな〜。」と思ってた、と述べられてました。

中山さんらしいエピソードですけど、自分はそのように自然に考えられるというのは非常にいいな〜、とそれを読んだ時、感じた記憶があります。


垣根涼介さんという小説家の南米取材記の中で興味深いやりとりがあります。
(後に後述のやり取りは、そのまま小説でも出てきます。)

ブラジル取材の旅中で出会うおっちゃんに彼はこう言われます。

「俺は今暮らしているこの町が世界で一番素晴らしいと思っているよ。」と。

そこで当然垣根さんは、彼はいろんな世界を見てきたのだろう、と思うのですが、おっちゃんは照れ臭そうに、実はあまりこの町を出たことすらないと言います。

しかし、それでもおっちゃんは、やっぱり俺はここが一番だと思う、と言い切ります。


また、旅の途中で出会ったおばちゃんにこうも言われます。
「あなたは今住んでいる街を愛しているか?」と。

垣根さんは、予想外の質問に考えた挙句、気にいってはいるが愛してるか、とまで言われると自信がないと、答えます。

すると彼女はこう言います。
「私はこの世界を愛しているよ、ぜんぶ。全部ひっくるめて好きだよ。だからあなたも、そうすればいい。きっと楽しい。」


様々な出会いから、いろんな人と僕も出会うことが出来ました。

たぶん、それと同時にこの先いろんな物事と別れなくてはいけないのでしょう。

しかし、そこから素直にいろんなことを受け入れたい、あるいはそこでも迷いのなく突き進みたい、と思います。

「BJJを愛してるし、世界で一番面白いと思っています。そしてあなたもそうすればいい。きっと楽しい。」

自分は、そんなふうに照れずに、または、そういう力に相応しい人になりたいです。
というわけで、セミナー来てください(笑)。


ではでは、東京で会いましょう。

もしくは、香港でいつか会いましょう。


香港柔術 荒牧 誠 MAKOTO ARAMAKI
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